鈴木の既読スキップ

なつかしゲームから最新ゲームまでアツく語る!

ネトゲ初心者が『FF14』をお着替え目当てで遊んでみた

みなさんはオンラインゲームをプレイしているだろうか。

自分はまったくやっていない。

PSやSwitchのオンラインサービスにも一切加入していないし、そのためこれまで対戦・協力ゲームなどもプレイしたことが無かった。

基本的にはオフラインゲームばかりをプレイしてきたのだ。

これまでは。

しかし今回超有名MMORPGFF14にチャレンジしてみることにした。

 

 

FF14』をプレイしたきっかけはいくつかあるが、

そのうちのひとつはNHKの番組「ゲームゲノム」で本作が紹介されたことだ。

シーズン2を迎えるこの番組を自分はパイロット版からずっと興味深く視聴していた。

FF14』の紹介を聞く限り、バトルだけでなく釣りなど思った以上にいろいろな楽しみ方ができる作品のようだった。

 

 

もうひとつの理由としては――こちらが大きい――『FF14』では着飾って写真を撮ることができると聞いたからである。

自分はこのブログでもたびたび紹介してきた『ファッションドリーマー』というお着替えゲームに大変ハマっている。

しかしかなりやりこんだためゲーム内の服は大抵集めてしまい、服装のバリエーションにもそろそろ限界が来ていた節があった。

そのため『FF14』でもお着替えができるという情報は聞き捨てならなかった。

自分はさっそく『FF14』の服装について調べ始めた。

 

 

X(旧Twitter)の投稿を見ると、様々なデザインの服装に身を包んだキャラクターがポーズを決めてにっこりと笑っている。

いかにもなファンタジー感のある服装だけでなく、現代的なファッションも、非常に可愛らしいものもあり、かなり多種多様である。

これは期待がもてる。

 

 

そしてまた自分はキャラメイクが大好きでもある。

過去にも『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』や、

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

ストリートファイター6』などで熱くキャラクリについて語ってきた。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

『ファッションドリーマー』でも充実のキャラクリをめいっぱい楽しんできた。

 

 

FF14』では種族を選ぶことができ、人間に近いヒューランからゴツイ見た目のルガディンまで体格・肌の色などさまざまな見た目のキャラクターがいる。

自分は『FF14』をプレイしようと思い立ってから数日間、種族を何にするのかで悩んでいた。

はじめはウサギの耳が特徴的な種族ヴィエラにしようと思ったのだが、今回自分が遊ぶのは無料のフリートライアル版のため、残念ながら選ぶことができなかった。

 

 

最終的に自分が選んだのは猫耳のミコッテ族♀である。

 

 

キャラクリ画面でスクリーンショットを撮るのをすっかり忘れてしまったため、

プレイ中偶然アップになったタイミングで撮影したため非常に暗いが雰囲気は分かるだろうか。

自分は普段のキャラクリでは赤髪のりりしい顔立ちの女性キャラクターを選ぶのだが、

今回は様々なファッションを楽しむことを前提としているためなんでも似合いそうなごく普通の可愛らしいキャラクターにしてみた。

ネット上のミコッテがことごとく愛らしいキャラクターばかりだったのも影響しているかもしれない。

 

 

かなり見えづらいが金髪碧眼というベタなカラーリングにしている。

赤髪にはこれまでこだわりがあったのだが、ミコッテ族のキャラクリの初期設定が赤髪だったため、それを選ぶとなんだか手抜きのようなので変えてみた。

そんなわけで自分の『FF14』が始まったのだった。

 

 

まず初めに思ったのが、

UIがめちゃめちゃ細かい

ということである。

 

 

自分は普段はアドベンチャーゲームを中心にプレイしているため、複雑なUIというのはまず登場しない。

RPGも好きなジャンルではあったが、ここのところはほとんどプレイしていなかった。

ステータスの読み方すらままならないうちにクエストやらチュートリアルやらが続き、くらくらしてきてしまった。

正直自分にこのゲームは無理なのではないかとすら思えてきた。

 

しかし、まだ始まったばかりで判断するのは早すぎる。

まずは酒場の女将からクエストを受け、街を探索することになった。

 

 

外へ出て、街が広いことに衝撃を受けた。

実は自分は、とんでもない方向音痴なのである。

迷う……これは迷うぞ!

嫌な汗が出てくるのを感じた。

 

 

自分がRPGで迷子になった時の解決方法は、

適当に歩くというものである。

歩いていればいつかは着くだろう……という楽観的な考えからくるものだ。

嘆かわしいことにマップを見ながら歩いても迷子になるという達人レベルなのだ。

楽観的というより諦めに近いかもしれない。

 

 

案の定、迷子になった。

 

 

だがうろうろしている内にワープポイントであるエーテライトをすべて開放した。

青く光っているのがそれである。

 

 

その途中で「裁縫師ギルド」という場所へ行ったのだが、ここが大変興味深い場所なのである。

FF14』には戦闘職以外にもクラフト系の職業があるという話は聞いていた。

「裁縫師ギルド」ではどうやら服飾を作るジョブになれるらしい。

自分はまだレベルが足りなかったがファッションを極める上では重要な職業になりそうなので、いずれまた訪れたい。

 

 

道中サブクエなどもちょこちょこ引き受けているうちにレベルも上がり、所持金も増え、新しい装備を徐々に手に入れることができた。

まずは武器と黄色いチュニックを購入した。

 


これまでカメラを寄せると下からのアングルになるのでスカートの中が映ってしまうので困っていたのだが、ようやくズボン的なものも手に入れることができた。

 

 

これで安心して近くから撮影できる。

上の写真に写っているように街には正月飾りがあったのだが、これはシーズンごとにアプデで変わっていくのだろうか?

ちょっとうれしいサプライズだった。

モーグリの凧も飾られている。

 

 

冬らしい雪だるまもあった。

 

 

これで街の探索はほぼ済んだので、次はいよいよ外へ出ることになるが、

もちろん敵との戦闘が待っているだろう。

正直バトルはせずずっとお着替えしてスクショを撮っていたいだけなのだが、戦わないことには恐らく話は進まないし、所持金も増えないので服は手に入らないだろう。

勇気を奮い立たせて旅立つことにする。

果たして次の街にはどんなファッションが待っているだろうか――。

 

© SQUARE ENIX

【第2弾】『ファッションドリーマー』春のパンクまつり&なりきりアイドル!

2024年もはじまってもうすぐ2週間。

年末年始に遊び始めたタイトルをそろそろクリアしているという人も多いだろう。

自分は11月に発売された『ファッションドリーマー』に相変わらずハマっている。

 

 

今年発売されるゲームで気になる作品も多数あり、それについてはいずれ期待作として別途語る記事を書きたいと思っているが、

ひとまず今日は『ファッションドリーマー』を語る回とさせてもらいたい。

 

 

前回、【新春特別企画】としてファッションショーを開催したが、

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

今回はその【第2弾】である。

前回はおじさん&少女エミリーのダブル主演だったが、今回はエミリースペシャルとして彼女に2つのジャンルのファッションに挑戦してもらった。

 

 

 

1:パンクファッションにチャレンジ

まずは春のパンまつりとあるように――なんとパンクだ。

このジャンルを選んだ理由の1つに『ファッションドリーマー』でパンクファッションをチョイスしているプレイヤーが少ないということが挙げられる。

どうせやるなら他の人のやっていないことをした方が面白い、と思ったからである。

なおかつ未開拓ジャンルの中からパンクを選んだ理由としては、

「パンクファッションって何?」と長年疑問に思っていたのでこれを機に理解を深めてみようと考えたからだ。

 

 

自分とパンクファッションとの繋がりは、自分の人生ベスト3に入る名作ADV『ライフイズストレンジ』(スクエアエニックス/2016年)に登場するキャラクター・クロエの服装がパンクだったことに始まる。

主人公の親友として登場する青い髪の少女がクロエである。

 

作中でパンク少女だと呼ばれている

 

さらに、作中で主人公の少女マックスがクロエに服を借りるシーンがあるのだが、その際に着るチェックのシャツがパンクファッションだと言及されている。

ゲームをプレイしながら自分は不思議に思った。

「これ、どのあたりがパンクなんだろう。ただのチェックのシャツにしか見えないけど……」

 

 

前置きが長くなったが、そんな経緯もあってパンクファッションにチャレンジしてみたのである。

今回エミリーには『ライフイズストレンジ』クロエをリスペクトした青い髪色にしてもらった。

その他にもパンクっぽいメイクを施してみた。

変身した姿はこちらである。

 

 

Before→After

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

 

変わり過ぎである。

しかし顔立ちには手を加えておらず、ヘアメイク+各パーツのカラーの変更をしただけなのだがかなり雰囲気が違って見える。

ちなみに今回も参考資料としてイラストレーターのための 現代ファッション大図鑑』を用いた。

 

 

まずは『ライフイズストレンジ』イメージのパンクファッションからお披露目したい。

 

クロエのニット帽+ダメージデニム+黒ブーツに加えて、マックスが借りたチェックシャツに似たアイテムを着せてみた。

どうも調べると、赤×黒がパンクファッションに多く用いられる色の組み合わせのようで、画像検索でもこればかりヒットする。

その中でもとくに「パンクファッション 女性」でたくさん目にしたのが次の画像に出てくる赤いチェックのスカートだ。

 


ちなみにさきほどのチェックシャツもこのスカートも今回の企画に合わせて作成したオリジナルアイテムである。

このスカートに白黒ボーダーの靴下を合わせるコーディネイトが多かった。

あとはバンドTシャツが基本アイテムのようなので、できるだけそれらしいものを用意してみた。

少々可愛らしすぎるが……。

 

 

白×黒ボーダー以外にも、赤×黒ボーダーもよく用いられる組み合わせのようである。

 

 

見えづらいが、下には裾がダメージ加工されたデニムのショートパンツを履いている。

パンクと言えば引き裂かれた服がマストなのだそうだ。

あとはスタッズもパンクの基本らしく、ちょうどいいジャケットを持っていたので赤×黒チェックのズボンと共に着せてみたのがこちらである。

 

 

個人的にこのコーディネイトが一番パンクっぽい仕上がりになった気がする。

そんなわけで満足してパンクファッションのターンを終えることにしたい。

ひたすらハードな雰囲気を追求して表情もクールにしたので、なんだかいつになく迫力のあるコーディネイトが続いた感じになった。

 

 

 

2:アイドルファッションでカワイイを極める!

ここからは一転して、思わず笑顔になってしまうような「カワイイ♥」を追求してみたいと思う。

カワイイの極致とは――アイドルである!!

と定義してエミリーをジャパニーズアイドルに見立てて着せ替えをしていく。

 

 

アイドルというファッションジャンルは『イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑』には載っていないので、

ほぼ自分の中のアイドルのイメージ&ネット検索から作り上げたコーディネイトである。

まずはヘアメイクチェンジだ。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

いつものエミリーをベースに、髪色を黒、メイクをちょっと華やかにしてみた。

この髪型はおそらくプレイヤー人気No.1なのではないかというほどよく見かけるので、

万人に愛されるアイドルにはうってつけではないかと思いチョイスしてみた。

 

 

『ファッションドリーマー』はトップス・ボトムス・アウターなどを組み合わせてコーディネイトをしていくのが基本だが、

カテゴリのひとつにある「ワンピース」は、これ一枚着て靴を履けばもう完璧!というくらい手が込んでいて、ラインナップも充実している。

自分はコーディネイトをするのが楽しかったのでこれまではあまり着せてこなかったのだが、せっかくの機会なのでここぞとばかりに手持ちのワンピースを最大限活用してみることにした。

 

 

まずはステージ映え間違いなしのこのワンピースである。

 


ウサギやチェシャ猫などが描かれているため、おそらく不思議の国のアリスをイメージした一枚である。

ここまで完成度の高いアイテムに、いったいどう手を加えたらいいのだろうか?

バランスをとるべく華やかな印象のパンプスを合わせてみた。

歌番組というよりライブツアーで着そうなゴージャスなアイドル衣装だ。

 

 

次はさっそくだがなんとワンピースではない。

上下別々の服だが、セットで着ることを想定して作られたと考えられる。

初めて見た時に、「なんか普段着というより”衣装”って感じがするな」と思ったアイテムだ。

 

 

どちらかというと親近感を覚える雰囲気のアイドル衣装である。

自分のイメージでは、アイドルはよくブーツを履いている気がするのだが、踊りやすいからだろうか。

頭につけた大きなリボンがアイドルっぽいと思っている。

 

 

また、自分の中にはアイドルといえば制服風の衣装、というイメージがある。

それにふさわしいのがこの一着である。

 

 

セーラー服風のワンピースに一体どんな靴を履かせたらいいのか悩んだが、「女性アイドル 靴」で検索して出てきた画像でローファーを履いていたのでそれに倣ってみた。

ワンピースの完成度が高いので、誰が見ても「カワイイ!」と思えるコーディネイトになったのではないだろうか。

 

 

最後は「これぞアイドル!」という衣装である。

なんとアイテム名が「ドリーミンアイドルコーデセット」なのでこれはもう公式が太鼓判を押しているのである。

 

 

ふくらんだスカートが特徴的な、かなりポップでキュートな衣装である。

おへそが見えるデザインに初めはちょっと驚いたが、全体的にファンシーな雰囲気の衣装なので健康的な肌見せファッションに仕上がっていると言えるだろう。

靴も専用のものなので、自分は帽子とイヤリングを選んだだけである。

ワンピースだと本当にやることがほぼないのである。

とはいえNPCやオンラインの他のプレイヤーにワンピースを着せるときは、手抜きコーディネイトに見えないように、蛇足だと思いつつもカーディガンやジャケットを着せるようにしている。

どちらもスカートのふくらみがつぶれないように短めの丈のものを選んでいるが、バリエーションがあまりないためいつも同じものを着せてしまうことになる。

ショート丈の上着がもっと増えてくれたらうれしいのだが……。

 

 

というわけで、ひたすら「これはアイドルっぽいかな?」と自問自答を繰り返しながら選んだコーディネイトは以上である。

最後にステージ後の私服オフショットを載せてアイドルっぽさを増してみる。

 

 

自分はカワイイものを見るとなんだか心が安らかになる気がするのだが、どうだっただろうか?

この記事を思いついたおかげで、今までタンスの肥やしになっていたカワイイワンピースがようやく日の目を見ることができ、我ながらナイスアイディアだったと自己満足している。

 

 

 

3:まとめ

パンクファッションはいろいろな資料を元に学びながら作り上げたコーディネイトであり、アイドルファッションは自分の中にあるイメージを具現化させたものだった。

それぞれ脳の違う部分をフル活用しているような感覚があり、非常に面白い経験だった。

自分の好きなジャンルのコーディネイトを試しつくしたらもう『ファッションドリーマー』のプレイはおしまいになるかと思っていたのだが、

考えていた以上に幅広いプレイができる奥深さを持っていた。

その可能性はゲーム内で手に入れたが使い道の分からないアイテムであったり、自分のまだ開けていない引き出しに眠っているのかもしれない。

 

 

だが自分がこうしていろいろなジャンルに挑戦しつつ『ファッションドリーマー』を遊び続けているのも、オンラインモードやX(旧Twitter)やブログという発表の場があるからだとも思う。

もちろんこのゲームはオフラインで遊び、ひたすら自分が納得できるファッションを追求するという楽しみ方もできる作品ではあるが、

我ながらよくできたと思えるコーディネイトを人に見てもらうことには格別のワクワク感がある。

今後もなにか新しいアイディアを思いついたら記事にしていこうと思う。

よければまた読んでもらいたい。

 

 

 

おまけ

今回出番のなかったジョージおじさんの唯一のパンクファッションを公開!

 

Before

                                                                    ↓

                            ↓

                    ↓

After

 

パンクにもほどがある。

 

 

 

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記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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【新春特別企画】『ファッションドリーマー』ちょいワルオヤジ&地雷系女子ファッションショー!

あけましておめでとうございます。

2024年も『鈴木の既読スキップ』をよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今回は【新春特別企画】と題して、

お着替えゲーム『ファッションドリーマー』で「ちょいワル」&「地雷系」スタイルのファッションコーディネイトを作成してみた。

 

 

これはゲームメディアGamerの記事、

 

www.gamer.ne.jp

 

を参考にしている。

非常に面白い記事なのでぜひ読んでもらいたい。

この中でおすすめ書籍として挙げられているイラストレーターのための 現代ファッション大図鑑』を自分も購入した。

記事の中でゲームライター小林白菜氏が書籍を参考に「ロカビリー」&「神戸系」のコーデを披露していたことに倣った企画なのだ。

 

 

さて、今回はまず「ちょいワル」コーディネイトから発表していきたい。

「ちょいワル」といえばかつて雑誌『LEON』で一世を風靡したスタイルであり、「ちょいワルオヤジ」というフレーズを聞いたことがある人もいるだろう。

書籍でこのスタイルが紹介されているのを見つけた時、現代ファッションの代表の一つとして挙げられるくらい普及しているという事実に驚いた。

自分はリアルのちょいワルオヤジを見たことがないのだが、おそらく住む世界が違うのだろう。

そんなちょいワルファッションに挑むのはこのブログでもたびたび登場しているジョージおじさんである。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

イギリス紳士をイメージしてキャラクリエイトしたため、ビシッと決まったヘアスタイルとカールした口ひげがどことなくクラシカルな雰囲気を醸し出していると思っている。

だがちょいワルファッションに身を包むにはちょっと貫禄が足りない。

そのため、まずは日焼けしてもらうことにした。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

眉毛とひげが行方不明になってしまった!

仕方がないので黒髪になってもらった。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

雰囲気がだいぶ変わったが、これでちょいワルスタイルに挑戦してもらおう。

まずは書籍で代表例として挙がっていたコーディネイトを再現したこちらである。

 

 

ちょいワルオヤジは夏でも長袖シャツで、ショートパンツと素足にローファーが鉄板スタイルらしい。

首にスカーフを巻くのも定番なようだ。

まったく知らなかったので目からウロコである。

次はこちらである。

 

 

ちょいワルオヤジ一年中白いズボンを履いているとのことである。

自分もジョージおじさんによく白ズボンを着用させていたので、これはなんとなく理解できるスタイルだ。

最後はこちらである。

 

 

首元の金のネックレスとストライプジャケットに注目である。

本当はシャツのボタンを3~4個開けるのが基本らしいのだが、このゲームでそれは再現できなかったのでオープンカラーシャツで代用した。

 

 

もう少しオリジナリティを発揮したかったのだが、なかなかこのスタイルを把握するのが難しかったので書籍をかなり参考にした。

自分なりに「ちょいワルオヤジ」などで画像検索し、雑誌『LEON』で有名な「ジローラモ」氏でも調べてみたのだが、

見れば見るほど「これってただの”おしゃれなおじさん”なのでは?」という気がしてきて「ちょいワル」がゲシュタルト崩壊しそうになった。

 

 

さて、正月早々おじさんばかり見てお腹いっぱいになってきたかもしれないので、

ここで「地雷系女子」コーディネイトを見てもらうことにしよう。

挑戦するのはこのブログでお馴染みのエミリーである。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

元気いっぱいのローティーンをイメージしたアバターだが、今回は「地雷系」としてちょっとダークな雰囲気になってもらった。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

「地雷系女子」の基本は黒髪らしいので、ヘアカラーもチェンジ。

また、検索するととにかくツインテールの画像がヒットしたので、ヘアスタイルも変えることにした。

普段はほお紅しかしていなかったが、アイメイクもガッツリと入れてみた。

書籍をじっくり読み、ネットの情報を加味した結果、このようなファッションになった。

 

 

とにかく基本の色合わせがピンク×黒のようなので、それに合わせて服を作成。

フリルやレースも欠かせないらしい。

ミニスカートとニーソックスのいわゆる絶対領域も重要なようなのでガーターベルトと合わせて再現してみた。

これは我ながら見事な定型的地雷系ファッションだと納得できる出来栄えだ。

地雷系女子に会ったことはないが、たぶんこういう感じなのではないだろうかと思える。

ピンク×黒の服ばかり作ってしまったので、ちょっと組み合わせを変えてこういうコーディネイトも考えてみた。

 

 

紫×黒も定番のようである。

意外だったのだがレザー素材の服も着るらしい。

 

そして、ネット検索でよく見かけたのでこんなヘアスタイルも試してみた。

 

 

黒髪にピンクのメッシュを入れるのが地雷系によくある髪型らしいのだ。

このメッシュが入ったヘアスタイルはゲームに元々あるものなので、自分は知らなかったが流行しているのだろう。

あとはAI画像と思われる「地雷系女子」で見かけたのがピンクのヘアカラーである。

 

 

「地雷系」は(おそらく)日本で流行っているスタイルなので、黒髪がメインで実際にピンク髪の人というのはそんなにいなさそうである。

……と思っているだけで本当は結構いるのかもしれない。

 

 

さて、そんなわけで新年早々「ちょいワル」&「地雷系」というかなり濃い目のラインナップのファッションショーをお届けした。

この2つのスタイルについてこれまであまり詳しくなかったが、書籍を読んだりネット検索したりしてかなりおぼろげではあるが雰囲気はつかめてきた……かもしれない。

『ファッションドリーマー』のゲーム内のアイテムには特にジャンルの設定などはないのだが、

イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑』を読むと「これはどうやって使うんだろう?」と謎だった服の着こなしが分かるようになった。

 

今回は定番コーディネイトを再現するというコンセプトだったのでかなり律儀にそのジャンル分けに従ったが、自由な発想で服装を組み合わせて遊ぶのも楽しいゲームであることは間違いない。

ただまったく知らなかったジャンルの知識を得ることは単純に楽しく、ゲームですぐにそれをアウトプットできるのはなかなかない体験だ。

ゲームをプレイしていない人でも楽しめる一冊なので、興味のある人はぜひ手に取ってもらいたい。

「大図鑑」を名乗るだけあってかなり分厚くて読みごたえもある。

 

 

最後はいつものジョージおじさん&エミリーに戻ってお正月らしい着物スタイルでお別れにしたい。

今年も張り切って記事を書いていくので、また読みに来てもらえたら幸いである。

 

Ⓒ2023 Marvelous Inc.

 

 

充実ゲームライフ!2023年GOTY TOP10発表!

さて、2023年もいよいよ終わろうとしている。

今年はゲームの当たり年だともっぱらの評判だが、たしかに個人的にも充実したゲームライフを送ったと思える一年だった。

 

 

このブログを始めた2022年はブログを書くことに夢中になっていたため、

プレイしたゲームはいくつかあるもののクリアまで到達した作品がほとんどなく、

よってGOTYを発表することができず、無念でもあった。

 

 

だが今年はゲーミングPCを買ったことで遊べるゲームの幅が広がり、小規模ADVを中心に数多くのゲームを遊ぶことができた。

そんな作品の中から、念願のGOTYを決定したいと思う。

第10位から順番に発表していこう。

 

 

2023年 年間GOTY TOP10!!

 

 


第10位 ドキドキAI尋問ゲーム

 

Unityのフリーゲームとして公開されたChatGPTを使用した作品。

自分が刑事役となって殺人容疑者のChatGPTを問い詰めて自白させる会話劇になっている。

 

 

あまりもプレイヤーが殺到したためChatGPTの使用料が跳ね上がり、公開から数日で遊ぶことができなくなった伝説の作品……と思いきや、

先日期間限定でプレイできたので、また機会はあるかもしれない。

AIをゲームに用いる可能性を見せてくれた作品でもあり、ストーリーとしてもひねりがあるどこか小粋な雰囲気が漂うゲームだった。

公開当時にあまりの面白さに一気に書き上げた感想記事もあるのでよければ読んでもらいたい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

 

第9位 7 Days to End with You

 

言語解読ゲームはここのところ割と見かけるようになったが、この作品はそのはしりと言ってもいいかもしれない。

記憶喪失の主人公が目覚めると、目の前には聞きなれない言葉を話す女性が立っていた。

彼女の言葉を理解しながら物語の真相を解き明かしていくという作品。

 

 

謎の文字で書かれたセリフにふりがなが振れるようになっており、意味を推測して言葉をあてはめていくのだが、初めは文法すら分からない。

それが名詞なのか形容詞なのか前置詞なのかも判明できない中、手探りであれこれ試している内にハッと気がつく瞬間に出会う。

そうすると芋づる式に言葉の意味が分かっていき、彼女のセリフも理解できるようになる。

今まで味わったことのないような新鮮な驚きと爽快感に満ちたエキサイティングな経験だった。

プレイしたての興奮をつづった記事を書いているので、よければ目を通してもらいたい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

作者のLizadryさんは最近では『Refind Self: 性格診断ゲーム』をリリースしており、ユニークな発想をもつゲーム開発者としてこれからも注目していきたいと思っている。

 

 

 

第8位 午前五時にピアノを弾く

 

Steamでフリーゲームとして発表されたローグライクテキストADV。

早朝に霧に包まれた森の中を散歩する少女が奇妙な光景に次々に出くわす不思議な雰囲気の漂う作品。

 

 

選択肢をえらぶことでパラメーターが増加し、一定値を超えないように調整しながら物語の続きを見ていくことで3種類のエンディングに到達できる。

散歩は幻想的なのだが、メインストーリーは地に足のついた筋書きで、切なくも温かい結末になっている。

コンプリートしても1時間30分くらいなので、年末年始ちょっとじんわり来る短めのゲームを遊びたいときに最適である。

感想は別途したためてあるので、気になる方はぜひご覧いただきたい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

 

第7位 じゃあ、また

 

ゲーミングPCを買って最初のSteamセールだったスプリングセールで購入したADV。

1時間足らずでクリアできる作品なのだが、胸に染みるストーリーと、親しみやすいタッチで描かれるイラスト、美しい風景が印象的である。

 

 

もともとは海外、アジア圏の作品なのだが舞台を日本に置き換えても成り立つストーリーなので、ぜひとも映画化・ドラマ化してほしいと思っている。

主人公の少年がタイムトラベルをして、若い頃の母に出会い交流をはかる時間SF。

 

 

母はもう現在は亡くなっており、写真でしかその姿を知ることのできなかった存在となっていたが、誕生日に起きた奇跡によって、活き活きとした姿を目の当たりにし、言葉を交わすことができるようになった。

しかし出会えるのは一年に一回だけである。

貴重な時間をただおしゃべりして過ごすこともあれば、写真家である母からカメラの使い方を習ってシャッターを切り続けることもある。

 

 

この作品において写真は重要なアイテムであり、2人の過ごしたまぼろしのような時間がたしかにあったことなのだと教えてくれる役割ももっている。

この作品は3~4月の月間MVP作品にも選んでいるので、選評などもぜひ読んでもらいたい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

 

第6位 パラノマサイト FILE23 本所七不思議

 

発売後にじわじわと口コミで広まっていった本作、とうとう感想記事を書かないまま今年が終わろうとしているが非常に印象的な作品だった。

自分がめったにやらないホラーなのだが、テキストADV好きとしてはこの作品は見過ごせないと思い、怖さを軽減すべく万全を期して発売日からプレイに挑んだのだった。

 

 

このゲームはかなり話題になったので文章が巧みな書き手が感想や考察記事を発表しており、それらを読んでいくうちにだんだん自分の意見が分からなくなってしまったのが正直なところだ。

もはや開き直って詳細はみなさんの記事を参照ください!と言ってしまおう。

やはり感想は記憶が鮮明かつ他の人の意見を聞いてしまう前に書くべきなのだと実感した作品でもある。

 

 

 

第5位 Coffee Talk

 

異世界のシアトルの片隅にある、夜しか開かないカフェ「Coffee Talk」を舞台に、吸血鬼やエルフなど様々な種族間の交流を描くADV。

プレイヤーはバリスタ兼オーナーとして客の会話に耳を傾けながら注文に応えてコーヒーやココアを淹れる。

 

 

会話中心のテキストADVなのだが選択肢はなく、できることは飲み物を提供するだけなのだが、不思議とこれが面白いのである。

初めて顔を合わせる客同士がだんだんと親しくなっていく様子や、カップルや親子の抱えた問題が解決していくまでの道のりを見守っていると自然と彼らに肩入れしていってしまう。

やがてあの2人はどうなったかなと来店を心待ちにしている自分に気がつく。

 

 

ここちよい音楽を聴きながら、ドリンクが注がれる音に静かに耳を澄ましていると穏やかでしみじみとした気分になってくる。

人にはまあ、いろいろあるよね……とファンタジー世界でありながら現実的な設定の客たちの悲喜こもごもにしたり顔で頷きながら、今日も常連客のためにトリプルエスプレッソを淹れるのであった――。

 

 

クリア直後に書いた感想記事は我ながらよく書けていると思うので、ぜひ読んでもらいたい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

 

第4位 A Short Hike

 

このゲームを語る時、自分は「欠点のないゲーム」と表現する。

オープンワールドADVでゲーム性もあり、ほのぼのしていていながらクスッとするところもあり、難易度は易しく、短時間でクリアでき価格も安い。

いいところを挙げるときりがなく、目立った欠点というのが見当たらない。

誰にでも気軽におすすめできる。

 

 

この作品は2023年に初めてプレイしたゲームでもあり、あまりにも満足感があったため「今年は幸先のいいスタートが切れたな」と思い、結果、そのスタートダッシュの勢いのまま一年を過ごすことができた。

こうなると気になるのが2024年はなんのゲームで始めるかということなのだが、『A Short Hike』のような完璧な作品と並ぶくらいの未プレイの名作がまだあるのだろうか?

 

 

クリア後に書いた感想もぜひ読んでもらいたい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

 

第3位 ファッションドリーマー

 

11月初めに発売された本作、現在プレイ時間が160時間を超えた。

正真正銘2023年もっとも長く遊んだゲームである。

 

 

今はかなり落ち着いてきたが、一時期などはこのゲームを遊ぶために毎朝早起きし、スキマ時間がちょっとでもあればSwitchを手にし、さらに少々夜更かししていた。

逆に考えるとクリアまでに100時間以上ある作品を遊ぶには、これくらいの勢いでプレイする必要があるのかもしれない。

自分が本作にこれほどまでに熱中した理由はさまざまあり、過去記事であまりふれてこなかった要素としてオンラインモードの存在がある。

 

 

Switchオンラインの加入不要で利用でき、他のプレイヤーとのゆるやかな交流が楽しめる。

自分がコーディネイトした服装や作成したアイテムに「いいね」をもらったり、アバターの服を選んでもらえたりするのだ。

同様に自分が他のプレイヤーに「いいね」したり服をコーディネイトすることもできる。

データの反映がリアルタイムではないためペースはどこかのんびりしており、簡略化されたポジティブなリアクションのみが送れるようになっているため、非常に平和である。

ひたすらオシャレでかっこいい/かわいい服をとっかえひっかえし、ポーズを決めて写真を撮って「いいね」をもらう。

 

 

このゲームのキャッチコピーは「今日も世界でほめられろ♥」なのだが、その通り世界中のプレイヤーから日々「いいね」が送られてくる。

名前が読めない文字の海外のプレイヤーに出会うことも多い。

ときには国境をも越えて、互いのコーディネイトを見て「センスいい!」と感心し、ひたすらほめあう牧歌的なオンライン空間はいわば桃源郷だ。

 

 

『ファッションドリーマー』には胸を打つ感動的なストーリーも手に汗握るアクションもないが、ただ自分の趣味を追求した結果、人からポジティブな反応をもらえるゲームというのはそうそうないだろう。

これからもアプデが予定されており、イベントの開催やシステム面の改善がアナウンスされているので、引き続き楽しんでいきたいと思う。

 

 

以前ゲームの紹介&100時間越えの時に書いた記事があるのでぜひ読んでもらいたい。

100時間越えの記事で一日のアクセス数がブログ始まって以来の数値を叩き出したのにはかなり驚いた。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

レジェンドとなった100時間越え記事

 

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第2位 The Cosmic Wheel Sisterhood

 

ADV好きの間ではかなり評判が高い本作だが、その面白さがかなりネタバレ厳禁の部分に凝縮されているため、なかなか語りにくくもある。

基本的にはテキストを読んで選択肢をえらんでいくゲームなのだが、プレイヤー自らがその選択肢を「作る」ことに寄与しているというのが特徴と言えるだろう。

オリジナルのタロットカードをデザインするのだが、ストーリーが分岐する際にその中から数枚がランダムで選ばれる。

 

 

リアルのタロットカードには「平和・渇望・恐怖」などそのカードが象徴するものが複数あるのだが、このゲームでもそれは同じであり、選ばれたカードによって提示される選択肢が異なってくる。

つまり、プレイヤーごとに同じ場面であっても選択肢自体が違うのである。

このゲームのすべての選択肢を見るのは周回プレイをしてもほぼ不可能に近いだろう。

 

 

そのため「どの選択肢をえらんだか」ではなく「どんな選択肢があったか」ということを語り合うのが面白い作品でもある。

2023年に遊んだゲームの中でこれほど他のプレイヤーの感想を聞きたい作品もなかった。

別の選択肢・結末があることを知ったからこそ、この作品の奥深さが実感でき、それが第2位という高い評価につながったという部分もある。

そして主人公フォルトゥーナの相棒となるエイブラマーは、見た目こそ恐ろしげだが愛嬌があり、「キャラクター・オブ・ザ・イヤー」を決めるならば迷いなく彼にそれを授与したい。

 

 

クリア後に書いた感想記事があるので、よければそちらも見ていただきたい。

 

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第1位 ファミレスを享受せよ


今年の2月にまだフリーゲームだったこの作品をプレイした時に、すでにGOTYは決まってしまった。
どんな面白い作品をプレイしてもそれは一度も揺るがず、2023年はずっと『ファミレスを享受せよ』のことばかり考えて過ごしてきた。

 

 

8月のSteam版発売、11月のSwitch版発売と話題にも事欠かなかったため、検索すれば連日誰かがこの作品について語っているという状況で、供給過多ですべてを追いきれないほどである。

多くの人がいろいろな角度から感想を語っていて、そのどれもに納得させられると同時に、なにかが足りないという感覚を常に持っていた。

それは自分が信念をもってこの作品をGOTYに選んだ理由を、明確に表せる言葉を未だに見つけられずにいるからだ。

それは理屈をつければどうにか説明することはできるのだが、もはや一種の直感に近く、「好きになるのに理由はいらない」という言葉で代弁できるかもしれない。

自分がこれまで接してきたゲームや小説、映画やドラマなどあらゆるフィクションから受けた影響によって形作られた、「こういうものが好きだ」という漠然とした感覚がこの作品を全肯定してやまない。

 

 

自分は『ファミレスを享受せよ』のストーリー・ビジュアル・音楽すべてが好きで、もはやそれは「好き」どころではなく「愛している」――しかも激しい愛――と言い表してもいいくらいである。

この自分でも持て余すくらいの熱烈な愛は、感想記事や、

 

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Steamレビューを書くことやX(旧Twitter)で関連記事をせっせとリポストしたりつぶやいたりという形で表現してきた。

この作品を広めるためになにかがしたいと思えるのは久しぶりのことだった。

果たして2024年にこのゲームに対して注いだものと同じくらい深くて重い愛を向けられるほどの作品に出会えるのか。

ぜひとも現れてほしいと思う。

そうしないと自分は永遠にファミレス・ムーンパレスから抜け出せなくなってしまうだろう。

 

 

 

「STEAM年間レビュー2023」で今年のPCゲームを振り返ってみた!

連日PlayStationやSwitchの2023年振り返り記事を書いてきたが、フィナーレを飾るのはSteam年間レビューである。

 

PlayStation版はこちら

 

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Switch版はこちら

 

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自分は今年1月にゲーミングPCを買うまでSteamのゲームを遊ぶことができなかっため、数々の名作がいつか家庭用ゲーム機に移植されることをひたすら待つだけの日々を送っていた。

しかしそれまで使っていたPCが物理的に壊れるというきっかけがあり、ようやく新しいPCを購入し、そして晴れてSteamのゲームをプレイできるようになったのである。

2023年前半はハイペースでSteamのゲームを遊び、ときたまPCがものすごい排気音を立てることに慄きつつもウッキウキ上機嫌でマウスをクリックし続けた。

そんなこの一年はこんな感じにまとめられている。

 

 

どうだろう?

自分では結構遊んだなあという達成感がある。

 

 

遊んだゲームが37本とあるのにこっちでは33本になっているのが謎だが、

Steam平均が4本であることを考えると、自分は人の8倍くらいゲームを遊んでいたという事になる。

先日のPlayStationの年間4本という少なすぎる結果はゲームブロガーとしていかがなものかと我ながら思ったが、これで汚名返上できたと思われる。

 

 

と思いきや自分は一つの作品を最長3日しかプレイしておらず、平均の5日を下回っている。

なんだか飽き性のゲーマーのように見えるが、実のところ自分は短時間でクリアできる作品を中心にプレイしていたためこういった結果になったようだ。

 

 

今年自分がメインでプレイした作品はたとえば、

 

 

プレイタイム1位の『The Cosmic Wheel Sisterhood』は2日でクリアしているようである。

2周目の途中までプレイしているので、2か月にわたって遊んでいるという結果になっている。

この作品はアドベンチャーゲームであり、分岐が非常に細かく枝分かれてしており、プレイヤーによってかなり違った展開が見られるという特徴がある。

そのためクリア後はプレイした人と感想を語り合いたくて仕方ないという衝動に駆られることになる。

そんな作品の紹介&感想はこちらの記事に書いてあるのでぜひ読んで実際にプレイしてみてほしい。

 

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また、プレイ時間の割合の多い作品としては、

 

 

自分の観測範囲でこのゲームを推す人がたくさんいたため気になってプレイした作品だが、最初から最後まで全速力で走り抜けているような高い熱量の作品であった。

個人製作のインディーゲームはそれまでほぼプレイしたことがなかったが、こんな強烈な作品があるのだとカルチャーショックを受けた1作でもある。

ジャンルとしては推理要素のあるアドベンチャーゲームとなっている。

感想はこちらの記事に書いてあるのでよければ読んでみてほしい。

 

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また、Steamでは大型セールが年に何度か開催され、非常に安価でゲームを購入することができる。

自分がPCを買って最初に訪れたスプリングセールではいろいろなゲームを購入し、プレイした。

その中で一番印象に残った作品がこちらである。

 


ずっとタイトルは知っていたがプレイするタイミングがなかった作品であった。

バーが舞台の『VA-11 Hall-A 』のフォロワーとしてよく知られており、『Coffee Talk』では夜しか開かないカフェの中で様々な人間模様が展開する。

自分は『VA-11 Hall-A 』も未プレイなので客と会話するゲームというのが初めはどうもピンと来ず、

正直「それって楽しいのだろうか?」と疑問すらもっていたのだが、実際に遊んでみてそのじんわりと染みわたるような面白さに感嘆した。

その感想はこちらに書いてあるのでぜひ読んでもらいたい。

誰も気づいてくれないと思うので自分で言ってしまうが、

このサブタイトルは「5・7・5」でつけており、我ながら上手いこと言った!と思っているのでぜひ褒めてほしい。

 

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また、『Coffee Talk』には続編となる『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ 』が出ている。

タイトル通りカフェのラインナップに赤いハイビスカスティーと青いバタフライピーが追加されメニューも目に楽しいものになっており、客たちの会話もより味わい深くなっている。

自分も今まさにプレイしている最中であり、どういうエンディングを迎えるのか楽しみである。

 

また、自分が2023年に出会ったゲームを語る上で絶対に外せないのがこちらである。

 

 

『ファミレスを享受せよ』についてはいずれまた詳しく語るつもりでいるため、ここではあまり言及しないが、穏やかなストーリーでありながらとにかく自分の心を揺さぶり、最も衝撃を与えたタイトルである。

1月にフリーゲームとして発売され、8月にSteam版、11月にはSwitch版が出るというすごいスピード感で世に知れ渡った作品であり、それだけ多くの人に支持されたタイトルだと考えられるだろう。

自分はフリーゲーム版を遊んだ時に受けた感動をこめて、ネタバレしないよう細心の注意を払ってこんな記事を書いた。

 

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3時間ほどで終わる作品なので、ぜひとも自分でプレイしてみてもらいたい。

現在もフリーゲーム版は遊ぶことができるため、PC環境がある人ならちょっとした空き時間に気軽に手に取ることもできると思われる。

 

 

さて、2023年のSteamを振り返ると言いながらなんだかんだおすすめ作品紹介記事みたいになってしまったが、それだけ今年プレイしたゲームはどれも名作だったといえる。

 

 

この一年を振り返ったグラフはこんな結果になった。

 

 

1月にゲーミングPCを買って大喜びでいろいろなゲームをプレイし、3月のスプリングセールでもたくさん買ってたくさん遊び、

そして8月・9月は『The Cosmic Wheel Sisterhood』と『ファミレスを享受せよ』で大満足、という一年だったようだ。

 

 

PlayStation・Switchと比較するときっと特定のハードでなにかハマっているタイトルがあるときはその他のハードのプレイ時間が極端に少なくなっていることがはっきりするだろう。

とりあえずSteamを11月と12月にほぼなにも遊んでいない結果となったのは11月にSwitchで『ファッションドリーマー』が発売されたからなのは間違いない。

それはなんのゲーム?と思った方はSwitch振り返り記事をぜひ参照してみてもらいたい。

 

 

いずれにしても、とにかく2023年はたくさんゲームを遊び、充実した一年だったと言えるだろう。

2022年はブログを始めてそちらに注力していたこともあり、プレイしたゲームはいくつかあってもクリアしたゲームはわずかしかなかった。

今年はそれを挽回するかのようにとにかく多くのゲームをクリアすることを目標にしていたところもある。

短時間の作品を中心にプレイしたことで、その目標はかなり達成できたと言えるだろう。

 

 

2024年のゲームプレイの目指すところはまだ考えていないが、現在遊んでいるタイトルが複数あるため、まずはそれをクリアすることから始めたい。

そしてまた、ほぼ日課と化しているSwitchの『ファッションドリーマー』についても引き続きのんびりとプレイしていきたいと思う。

 

 

こんなところで連日繰り広げた各ハードの2023年振り返り記事特集を終わりにしたいと思う。

少しでも楽しんでいただけたなら幸いである。

 

 

 

「Nintendo Switch 2023 ~今年の振り返り~」を見てみたら驚きの結果になった!

先日任天堂で公開された「Nintendo Switch 2023 ~今年の振り返り~」というサイトで、この一年Switchで遊んだゲーム記録を確認してみた。

 

 

昨日はPlayStationで同様の振り返りをした記事を公開しているので、よければそちらも読んでもらいたい。

 

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2023年のプレイ本数とプレイ時間は以下のとおりだった。

 

 

上下に表示されたプレイタイトルがすでになんだか懐かしい

 

 

予想はしていたのだが、PlayStationの4本・44時間に比較すれば遊んでいた結果になった。

しかし昨日の記事でも書いたのだが自分がメインで遊んでいるのはPC(Steam)なのでゲーム自体はもっとプレイしている。

そのためこれは氷山の一角に過ぎないのである。

 

 

Switchでも今年初めてプレイしたタイトルが分かるようになっている。

 

2022年後半に重めのタイトルをプレイしていたため、ちょっとゲームを遊ぶことに息切れし始めていた自分が出会ったのがこの『A Short Hike』だった。

短い作品なのに面白さが凝縮された評判にたがわぬ名作であり、疲れていた自分の心に再びゲームをプレイする意欲を沸き立たせてくれたタイトルだ。

その感想は記事にもしているので、よければ目を通してこの作品をぜひプレイしてもらいたい。

3時間ほどでクリアできるのだが、とてつもない充実感を覚えさせてくれるはずである。

 

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そして、この一年の月間プレイ時間グラフがとんでもないことになっていた。

 

 

 

目を疑うようなすさまじい偏りのあるグラフだ。

11月のプレイ記録が122時間ということで、平均すると一日4時間ずつ遊んでいたことになるが、そんなはずはないので恐らく休日に長時間遊んでいた結果だろう。

 

 

そんな長時間なんのゲームを遊んでいたか気になると思うので、TOP3を見てもらいたい。

 

 

 

まずは11月のプレイタイム122時間はまるまる『ファッションドリーマー』に充てられている

 

 

 

そこまで自分が夢中になったこの作品がどんなゲームであるかはこの記事を見てもらいたい。

 

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そしてプレイタイムが100時間を超えたときに書いたこちらの記事もぜひ読んでもらいたい。

【雑記】とあるように軽いエッセイ的な内容だが、予想以上に大きな反響があった記事であり、このブログを開設して以来一日の最高のアクセス数を記録した。

 

 

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第2位の『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』については発表からずっとプレイするのを楽しみにしており、発売前にこんな記事を書いたりもしていた。

 

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単独感想記事も書こうと思いつつタイミングを逃してしまっているが、こちらに簡単にしたためてあるので気になったら読んでみてほしい。

 

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 そして第3位のゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』についてはファーストインプレッション記事を書いてある。

 

 

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そんなこの一年はこんな風に分析されているようだ。

 

 

 

「シミュレーション」にはあまり心当たりがないのだが『ファッションドリーマー』のことなのだろうか?

「つくれる・あそべる」はゲーム内でオリジナルの服を作れる『ファッションドリーマー』やスクラビルドがある『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の影響かと思われる。

「コミュニケーション」は自分がプレイした中で唯一オンライン要素のある『ファッションドリーマー』のことだろう。

 

 

4位の「なぞ解き」以降は『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』や、その他のアドベンチャーゲームの影響だと思われる。

自分はもともとアドベンチャーゲームが好きであり、今年PC(Steam)でプレイしたタイトルはほとんどアドベンチャーなのだがSwitchの記録にはあまり残っていないので上述したような結果になったようだ。

 

 

とにかくSwitchにおけるこの一年においては11月に発売した『ファッションドリーマー』の存在感が大きすぎた。

発売前はまさかこの作品がここまで自分にハマるとは思っていなかったし、ここまで長時間ひとつの作品をプレイし続けることになるとも考えていなかった。

このSwitchの振り返り集計は11月末までが対象になっているが、『ファッションドリーマー』は12月に入ってからも遊んでいるので現在のプレイタイムは150時間にもなっている。

まだまだ記録を伸ばしていきそうである。

 

 

さて、このサイトではこの一年のお気に入りソフトを決めることができるのだが、もう迷いなくこちらに決定である。

 

 

 

 

さて、来年はどんなゲームと出会えるのか楽しみである。

またもやダークホースが現れて自分を驚かせてくれることをぜひ期待したい。

 

 

「あなたのPlayStation 2023」でこの一年を振り返ってみた!

先日SIE公式サイトにて、2023年にPlayStationでプレイしたゲーム記録を振り返ることができる特設ページが公開された。

せっかくなので自分もこの一年の歩みを確認してみたところ、すごい結果が出たのである。

 

そうだっけ?

 

今年の総プレイ時間 44時間

少なっっ!!

「一つひとつのゲームを大事にプレイしましたね。」という「ものは言いよう」みたいなコメントがなぐさめのように思えてくる。

しかし、自分は2023年はSteamをメインにゲームを遊んでいたのでこの結果にもそれなりに納得はいく。

プレイしたゲームは4本。

その内訳は以下のとおりである。

 

 

ラインナップがカオス

 

 

ちなみに今年初めてプレイしたタイトルというのも分かる。

 

 

二度見した説明文

 

『SEASON: A letter to the future』は『シーズン~未来への手紙~』という邦題も付いているタイトルだが、エモいゲームの代表格のような作品であり、

「激しいパンチから始まりました」と評されるのがとても謎である。

インパクトがある……という意味なのだろうか。

『シーズン~未来への手紙~』の感想はこちらに以前書いてあるので、よければ読んでもらいたい。

 

 

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そして今年一番遊んだゲームがこちらである。

 

 

どうみても格ゲーマーとしか思えない結果

 

大人気の格ゲーストリートファイター6』

そのせいかゲームスタイル診断結果がこんなことになった。

 

 

SIEに激しく誤解されている

 

あなたのゲームスタイル 暴れん坊

だが自分はSIEに対戦相手を嬉々として倒していると思われつつ、こうも捉えられているらしい。

 

 

おやつが大好きだという事を見透かされている

 

あなたのソーシャルスタイル 一匹狼

対戦しているのかシングルプレイなのかどっちやねん!

実は、この不可解な診断結果がはじき出されたのは、自分が『ストリートファイター6』の一人用アドベンチャーモード「ワールドツアー」を遊んでいたからなのだ。

その感想についてはこちらで詳しく語っているのでよければ目を通してもらいたい。

 

 

体験版でキャラクリに励んだ記事

 

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実際にワールドツアーで遊んだ感想

内容がマニアックなのにやたらアクセスがあった謎の人気記事でもある。

 

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これを読むと分かると思うのだが、ほぼ戦っていない。

というか25時間も遊んだのにワールドツアーを未だクリアしていないのである。

NPCとの記念撮影に興じたり、ゲーム内の車両が信号を守っているのか確認するために交差点で1時間近く粘ったりするなど、

カプコンも想定していないかもしれないフリーダムな遊び方をしていた。

そして一切格ゲー部分には触れていないのだった。

 

 

はじめはワールドツアーをクリアしたらちょっと格ゲーも遊んでみようかと思っていたのだが、あれよあれよといううちに世間で『スト6』が大盛り上がりしてしまい、

それを見ているだけでなんだか気が済んでしまったのである。

しかし自分は信号を凝視したり変わった服装のNPCがいないか目を皿のようにして探すというプレイスタイルで『スト6』を満喫した。

 

 

後ろ髪をひかれるとしたらまだ2つ目の街ナイシャールにすらたどり着いていないことと、酔拳を教わっていないことだが、

それはまたいつか機会があったらにしておこう。

さらば『スト6』――

ありがとう『スト6』――

 

 

 

近日中にSwitch版の振り返り記事も書こうと思っているので、ぜひそちらも見てもらいたい。

そして昨年好評を博したクリスマススペシャル記事を今年もまた書こうと思っている。

ちなみに昨年はアドベントカレンダ―のように毎日「うろ覚えで懐かしゲームを語る」という切り口だったが今年はまた別の内容を考えている。

2022年に特に反響の多かった記事はこの2つである。

これを読みながら今年のクリスマス記事を楽しみにしていてもらえたらうれしい。

 

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