昨日配信された『ストリートファイター6(以下、スト6)』の一人用アドベンチャーモード「ワールドツアー」をプレイしたので感想を語っていきたい。
自分は普段格闘ゲームはまったくプレイしないため、バトル要素ではなく、キャラクリとワールドツアーが全体的にどんなものであったかというライトな感想になることに注意してもらいたい。
格闘ゲームを最後にプレイしたのはドリームキャストの『ソウルキャリバー』というほどこのジャンルに馴染みのなかった自分だが、この「ワールドツアー」には惹かれるものがあり、発表からずっと楽しみにしていた。
当時こんな記事も書いている。
gameandbooknadonado.hatenablog.com
ソロモード「ワールドツアー」とは
「ワールドツアー」の詳細については昨日YouTubeにて配信されたショーケースでもかなり明かされた。
これは一人プレイ用のアドベンチャーモードであり、本編の格闘ゲームとは全く違う、独自の遊び方が用意されている。
序盤のメトロシティをはじめ、エキゾチックな街ナイシャールなどそれなりの規模のマップを歩き回り、通行人と会話をしたりバトルをしたり買い物をすることができるようだ。
さらにゲーム本編のキャラクターに弟子入りするイベントがあり技を伝授してもらえることや、育てたキャラクターでプレイヤー同士対戦できることなども分かっている。
キャラクリへの個人的こだわり
体験版ではチュートリアル部分がプレイでき、キャラメイクでオリジナルアバターを作成し、教官であるルークからのミッションをいくつかこなすという内容だった。
このキャラメイクに自分は本気を出してしまい、作成に1時間ほど費やしてしまった。
自分のコンセプトは決まっていて、第一に「酔拳使い」であるということである。
ゲーム本編で酔拳を使うジェイミーとの差別化を図るべく、女性キャラクターを作成することにした。
自分はジャッキー・チェンの映画『酔拳』シリーズが大好きであり、特に『2』は繰り返し見ているくらいである。
トリッキーな拳法でコミカルな動きも多いため、それを使う女性とはいったいどんな人物なのだろうかと考えた。
結論として、酔拳の面白要素ではなくその有用性に着目して大真面目に戦う「意志の強い女性」というコンセプトでいくことにした。
一からキャラクターを作る自信はなかったので、プリセットのものにアレンジを加える形とはなったが、おかげでそれなりにイメージを再現することができた。
かなり強めのメイクを施した結果、なんだかストリートファイターというよりアサシンのような雰囲気のキャラクターになってしまったが、とても気に入っている。
弟子仲間ボシュと街へ繰り出す
このアバターキャラクターと、同期の入門者であるボシュが2人でメトロシティを軽く散策し、ゲームの概要をつかむのがチュートリアルの内容だった。
このボシュのキャラクターがなかなか良く、はじめは仲良くなんてしないぜ!と言っていたのにも関わらず、教官の言葉に従ってわりと素直に主人公と握手をし、一緒に街へ出て行う訓練にも協力的な姿勢をとるのである。
本作には体力回復やバフ効果のある「食事」という要素があるのだが、ボシュは一緒にピザを食べて「アツアツのチーズがたまらないぜ」と食レポをはじめたり、全く服装にマッチしないおそろいのキャップをかぶったりするなど、短い時間にもかかわらずやたらと親近感がわくキャラクター性を見せつけてくる。
しまいには、「俺にはすぐに強くならなきゃいけない理由があるんだ!」とバトル漫画の主人公のようなことを言いどこかへ行ってしまうという退場の仕方をしたので、恐らくプレイヤーキャラが世界中を旅する中で彼と再会し、その目的について知っていくというストーリーがあるのかもしれない。
まとめ
この体験版で作成したキャラクターは、同ハードの製品版(PS4体験版ならPS4製品版)に外見のみではあるが引継ぎできるため、自分も時間をかけて作成した酔拳使いのアサシンをぜひ活用したい。
訳アリ感をひしひしと醸し出しだしていたボシュの跡を追いながら世界中を観光気分で歩き回るのが楽しみである。
『ストリートファイター6』はPS5/ PS4/Xbox Series X|S/PC(STEAM)にて6月2日に発売予定である。