鈴木の既読スキップ

大人ゲーマー鈴木が新旧ゲームについてアツく語る!

アニメ『シェンムー』第12話感想 エレベーターづくしの黄天楼

敵味方関係なくとにかくエレベーターに乗りまくる


春アニメ『シェンムー・ジ・アニメーション』第12話が配信された。

ここでは原作ゲームを最新作『シェンムーⅢ』まで全てクリア済みの自分から見た、アニメ版の感想を語っていこうと思う。

 

第11話の感想はこちら。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

ウォンとジョイの決意

冒頭でウォンは涼を助ける理由として、そうすることで自分が変われるかもしれないからだと語った。

 

前回レンが涼に協力してくれている訳についても、同じ説明がされていた。

香港で暮らす上でいろいろなことを諦めざるを得なかった彼らの目には、掟破りな涼はただの常識知らずの外国人ではなく、人生観まで変えるような大きな存在として映っているのだろう。

これはアニメで加えられた説明であり、ゲームでは彼らが涼に協力する理由については特段語られていなかった。

いつの間にか涼が慕われて、付いてきてくれているという印象があった。

 

今改めて考えると、身を投げうってでも涼を助けようとしてくれるからにはそれ相応の覚悟があったはずである。

今回のアニメ版でその経緯が語られ、黄天楼にウォンとジョイがいた理由がようやく分かり、長年の疑問が解けてスッキリした。

 

それにしてもアニメでもゲームでも涼自身は他人に与える影響などまったく気にせず、ただ自分の信念を貫こうとしているだけなのがいっそ清々しいほどである。

 

 

ギャグ要員になり、愛嬌の増したユアン

期待を裏切らないレン

 

ユアンがゲーム版よりもギャグっぽいキャラクターになっているのが印象的だ。

 

特に今回はネズミにパニックになったり、ゴミ箱で脅迫されて百面相を見せたりとコミカルなシーンが多かった。

ゴミを浴びせられエレベーターのドアが閉まった後、甲高い叫び声が段々低い男の声に変わっていくところなどは笑ってしまった。

ゲームプレイ時にはユアンにはキレたら危ないキャラという印象を持っていたので、ここまでギャグ路線に走ったのは意外でもあった。

けれども九龍のアクションに次ぐアクション、という緊迫したストーリーの中ではホッと息をつけるギャグシーンがたしかに必要だったかもしれないと思える。

 

それにしてもアニメ版のユアンはドジを踏んでばかりで、なんだか愛嬌すら感じる。

 

 

最終話に向けて

メインビジュアルの1つにあった涼と藍帝の対決は、次回に持ち越しのようである。

 

最終話で九龍編を終わらせて一気に桂林まで進み、シェンファと出会うのだと考えると、かなりのハイスピード展開になるかもしれない。

とはいえ、これまで毎回ストーリーを凝縮して、さらにアニメオリジナル展開まで入れたハイクオリティなアニメ版シェンムーを見せてくれてきたことを考えると、心配することはないのかもしれない。

ストーリー以外に気になるのはアニメ2期が制作されるか、またゲーム版についてのニュースが出るかなのだが、配信ということを考えるとそもそもそれを報じる枠がない可能性もある。

 

欲張らずに、まずは全力で『Shenmue the Animation』第13話「莎木」を楽しむことにしたい。

 

『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』おとぼけ覚者のプレイ日記 その2

ドタバタ冒険活劇 その2


Switch版『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』プレイ日記その2をお届けしたい。

前回の記事はこちら。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

進行度としては竜征クエストの『霊廟に響く呪詛』をクリアしたところである。

いや~、面白い。

セールで990円(現在は4063円)という驚きの低価格で買ったことが申し訳ないほど、楽しませてもらっている。

Xbox One/Steamではまだセール中なので、プレイ環境が揃っている人はぜひチェックしてみてもらいたい。

 

さて、この「おとぼけ覚者のプレイ日記」では初見プレイの感想をネタバレありでつづっていく。

『霊廟に響く呪詛』をまだクリアしていない人や本作未プレイの人は注意してもらいたい。

 

 

オンラインにつなげてみた

世界中のプレイヤーとつながっているかと思うと感慨深い

 

本作のオンライン要素としてプレイヤー同士でのポーンの貸し借りがあるが、自分はSwitchオンラインに加入していないので無関係だと思っていた。

しかし、調べてみるとサービス未加入でもこの要素を楽しめることが分かり、さっそくオンラインへとつなげてみた。

ポーンギルドに行き、リムへと入り、「月間人気ランキング」を選択してみる。

上位5人を選び、ポーンが出てくるのを待つ。

霧の中からポーンが現れるこの瞬間はいつもドキドキする。

 

ゆっくりと歩いてきたのはいかにも「歴戦の猛者」といった風貌の男性ポーンだった。

『ウィッチャー』のゲラルトを若くしたような感じだ。

装備も豪華である。

どれどれ…

 

レベル、∞(無限大)。

必要コストが700万リム以上。

 

目を疑う数字が叩き出されている。

ちなみに自分は今、レベル18であり、所持しているリムは500くらいである。

リムは理解できるが、レベルの上限がいくつなのか知らないため「∞」については「とにかくすごい」ということだけしか分からなかった。

 

「詳しく見る」でステータスを確認してみるが、正直、まだ見方を理解していないため「たぶんすごいんだろうな」という感想しか浮かんでこなかった。

星が沢山ついているのは、そのスキルを極めているという意味だということは分かるが、そもそもそのスキルがどのくらい強力なのかが分からないという有様である。

すごさに圧倒、というかすごさの分からなさに圧倒されてその場に立ち尽くした。

 

どういうことなんだ……

 

それにしても、このレベル∞の最強ポーンを手塩にかけて育て上げたプレイヤーの情熱に思いを馳せずにはいられない。

どれだけの時間をこのポーンと過ごしたのだろう。

外見がどれだけ強そうであっても、どのポーンも初めはレベル一桁からのスタートだ。

プレイヤーキャラクターとともに戦う中で強く、賢くなっていく(らしい)。

人気ランキングに登場するほど役に立つポーンともなれば、いったいどれだけの死線を覚者たるプレイヤーとともにくぐり抜けて来たのか想像もつかない。

 

いつかは自分のメインポーンも人の役に立つ日が来るのだろうか。

高評価をもらい、プレゼントとリムを持ち帰るポーンを誇らしい気持ちで迎えることはあるのだろうか。

そんな日を目指して、とりあえず今は目の前のクエストを一つずつこなしていこう。

 

駆け出し覚者としてそう心に誓い、星ばかり並んだキラキラしいステータスの残像にクラクラしながらリムを出た。

 

 

 

メインポーンのサボりが発覚

乱戦の中をふらつくポーン

 

なんということだろうか。

あろうことか、覚者たる自分を支えてくれるはずのメインポーンが戦闘をサボっていることが分かった。

 

エスト『霊廟に響く呪詛』は地下墓所が舞台となっており、アンデッドがわんさか出てくる。

この魔物たちは耐久力がやけに高く、何度も何度も斬りつけてようやく倒すことができる。

自分はマジックアーチャーにジョブチェンジしたのだが、実は魔法の使い方を未だ理解していないため、ダガーでひたすら攻撃を繰り返していた。

メインポーンがソーサラーであるため、魔法攻撃と回復は完全にそちらに任せていた。

 

アンデッドは次々に出てくる。

戦闘は長引きがちで、消耗も激しかった。

全力を出しきらないとこのクエストはこなせない、そう思っていた。

 

ゾンビ山盛り。さすが『バイオハザード』のカプコンのゲームなだけある

 

何度目かのアンデッドの群れに襲われた際、自分は「それ」を目撃した。

自分は戦闘中は基本、ポーンたちのことは見ていない。

目の前の敵を倒すことに集中している。

その時もゾンビを必死で斬っていた。

 

不意に、画面の端からメインポーンが登場した。

ゆっくりと近づいてきて、ゾンビを挟む形で自分の向いに立った。

助太刀か、ありがたい。

そう思った。

しかし、ポーンは一向に攻撃する気配を見せなかった。

ただその場に立ち尽くし、ぼんやりと自分の死闘を眺めている。

そしてしばらくすると気が済んだかのようにまたゆっくりと画面の端に消えていった。

 

なんだ今のは!?

 

戦闘が終了すると、ポーンたちは自分のまわりに集まってきた。

メインポーンも何事もなかったかのような顔でその輪に加わっている。

 

先ほどの出来事について、考えてみた。

頭に浮かんだのは、椅子に座って行うポーンとの語らいの時に出る質問に、

 

・安全を優先して行動する

・ポーンたちを助け支える

 

という行動方針についての二択があったことである。

自分は、常に上の選択肢をえらんでいた。

パーティー全員の安全を優先する、という意味合いに受け取っていたのだが、もしかするとこれは(メインポーン自身の)安全を優先するということだったのかもしれない。

 

それが原因なのか、すぐにでも宿屋に戻って行動方針を変更して確かめたいところだったが、その時にはすでに地下墓所をかなり進んでいた状況だった。

とりあえずこのクエスト内ではメインポーンのサボりを容認し、その分まで戦うしかない。

そう決意し、先へ進むことにした。

 

 

ヒトダマでテンションUP↑↑

心躍るヒトダマ戦。うれしいサプライズだ

 

地下墓所は基本ゾンビだらけだったのだが、ある場所ではヒトダマが出現した。

「タマシイが浮かんでいます!」

ポーンが声を上げる。

白い霧の渦のような形をしたヒトダマが、暗闇の中で発光していた。

新しい敵の出現に、とまどいと同時にワクワク感がわき起こった。

 

すぐさま走り出し、真っ先にヒトダマに斬りつける。

手応えなし。

スウッと交わされたあげく、そのままどこかに逃げられてしまった。

 

よく分からないものは後回しにするしかない。

同時に出てきたゾンビをいつものようにザクザク斬っていくことにした。

すると切迫したポーンの声があがった。

「ヒトダマに捕まりました!攻撃すれば解放されます!」

見れば、メインポーンがヒトダマにくるまれるようにして拘束され、もがいていた。

すぐさま駆けつけ、一太刀を浴びせる。

解放されるポーン。

どこかへ飛んでいくヒトダマ。

 

次は自分がヒトダマに取り憑かれた。

ジタバタしていると「覚者様!すぐに助けます!」とメインポーンが走り寄ってくる。

先ほどまで戦闘をサボっていたのが嘘のように頼りになる相棒感を出している。

攻撃、解放。

なにこれ面白い!!

 

覚者とポーンのタッグは最強!本クエスト最大の見せ場

 

ポーンを助けるのも、助けられるのもドラマティックで盛り上がる。

しかも一回攻撃するだけで離れていくので、そこまで手間でもない。

大写しになったポーンも見られるし、ヒトダマってすごいお得な敵じゃないか?とテンションがあがってきた。

その後も何度かメインポーンが捕まり、嬉々として駆けつけるということを繰り返した。

 

そして気がつけばゾンビも、いつの間にかヒトダマもいなくなっていた。

静まり返った地下墓所

祭りの後のような寂しさを感じた。

また出てくるかもしれない…そう自分に言い聞かせ、その場を後にした。

 

しかし、その後ヒトダマは一切出てこなかった。

あの場所限定の敵なのか、墓所的な他のダンジョンにも出てくるのか分からないが、またいつか出会う日まで、楽しかった思い出を胸にしまっておこうと思う。

 

 

ご決断を!

エスト『霊廟に響く呪詛』では、なんとラストでプレイヤーに重要な決断を迫ってくる。

邪教 " 救済 " の幹部を、生かすか殺すかの選択が出てくるのである。

このクエストで協力してくれたキャラクター、メイソンは覚者に判断をゆだねてその場を立ち去る。

 

幹部は命乞いをし言い訳を並べ立てるのだが、これが予想以上に長く続く。

ここまでセリフが用意されているなら聞かないともったいないと思い、自分は幹部の話に最後まで付き合った。

 

幹部はやがて気力が尽きたのかのように黙り込み、頭を抱えてその場にうずくまった。

静寂が辺りを包んだ。

ポーンの言葉が響きわたる。

「私は覚者様の決断に従います」

ここまであらゆるヒントをくれたポーンが、今は突き放すかのようにそれだけを繰り返す。

冷静な口調からは、この場面における正解がどちらかなのか読み取れない。

だが、自分の心は初めからもう決まっていた。

 

ゲームの決断シーンはアツい。この先も出てくるのか

 

きびすを返し、その場を後にした。

幹部は小者のようだから、生かしておいても害はないと判断したのである。

「私は覚者様の決断に従います」

同じセリフなのに、今は自分の行動に同意しているかのように聞こえてくるから不思議だ。

それに勇気づけられ、自分の選択に間違いはなかったと確信しながら、晴れやかな気分で足を進めていると、

 

「ギャアアアアア」

突然男の叫び声が響き渡った。そこにメイソンの声が続く。

「甘いですね、覚者様」

メイソンが幹部を始末したのだ。

 

正直、この展開は予想していなかった。

動揺しながらも全力で走り出した。

もう手遅れなことは分かっているが、それでも駆けつけなければと思ったのだ。

脳裏には「なぜ殺した!」とメイソンに詰め寄る自分の姿を思い描いていた。

 

走る、走る。

……

なかなか着かない。

もしかして逆に進んでしまったのではないかと思い、引き返す。

そして走る。

……

……

認めるしか無い。

自分は、迷子になっている!

 

こんなに盛り上がっているシーンで、まさかの迷子

 

いつまで経ってもあの幹部がいる場所にたどり着けなかった。

それどころか見覚えのないところへ来てしまった。

「これで良かったのです、あの男とこれ以上関わり合いになるべきではありませんでした」

メインポーンは穏やかな口調で、幹部の死についてなぐさめてくれる。

その気持はうれしいが、それよりもいったいここはどこ?

 

今なら分かる。マップを見ればよかったということを。

しかし、その時の自分は幹部の死に動揺しており、そんな簡単なことすら思い浮かばなかったのである。

 

しばらく辺りをさまよっていると、突きあたりに上に伸びる長いはしごがあるのを見つけた。

ここでまた引き返したらこのはしごを見失ってしまうかもしれない。

とりあえず上を確認するだけしてみよう。

そう思い、おもむろにはしごを上った。

 

上の階に繋がっているかと思いきや、いきなり外へ出た。

明るい日差しの中、草原と流れる川、そして頭上にかかる小さな橋が目に飛び込んできた。

すぐ近くに領都が見える。

信者たちが魔物だらけの中、どうやってあの場所まで来ていたのか気になっていたのだが、このショートカットルートを使っていたということなのだろう。

 

狭く暗いゾンビだらけの地下場所を抜けていったん陽光の下で開放感を味わってしまうと、またあそこに戻ろうという気にはなれなかった。

幹部のところへ駆けつけなければという使命感も、次第に薄れていく。

義憤に燃えてメイソンに詰め寄る覚者、というあるのか分からない熱いシーンも幻となって消えていった。

 

よし、マクシミリアン隊長にクエスト達成を報告に行こう!

未練を断ち切って大きく足を踏み出し、領都へ向けて全力で走り出した。

 

 

方向オンチの覚者の旅はまだまだ続く。

 

 

アニメ『シェンムー』第11話感想 旅は道連れ in 九龍

愛すべき友が増えていく


春アニメ『シェンムー・ジ・アニメーション』第11話が配信された。

ここでは原作ゲームを最新作『シェンムーⅢ』まで全てクリア済みの自分から見た、アニメ版の感想を語っていこうと思う。

 

第10話の感想はこちら。

 

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レンがめちゃめちゃいいヤツに

好感度があがる一方

 

ようやく見つけ出した朱元達を斗牛にさらわれてしまった涼。

黄天会の根城である黄天楼に連れて行かれたと知り、潜入するため危険な地下闘技場でのバトルに身を投じる。

 

闘技場に向かうにあたり、涼はレンに対して、危険だからこれ以上は付いて来なくていいと告げる。

「金を手に入れるまでは決して死なないんだろ?」とレンが言ったセリフを引き合いに出し、一人で行動する意思を明らかにし、その場を去る。

 

ここでのやりとりは完全にアニメオリジナルである。

説き伏せられた形になったレンだが、明らかに付いて行きたそうな態度を見せていた。

アニメ版のレンは損得勘定抜きで涼に協力してくれる、やたらといいヤツのように思える。

少し不思議に思っていた。

 

だが、レンがこれほど涼に肩入れしている理由はその後のジョイとの会話で明らかになる。

香港でのルールに縛られていない涼の姿に、レンはいつしか感化されてきており、自分自身も変われそうな気がしているのだろうとジョイは指摘する。

その言葉に悔しそうに顔をそむけるレン、どうやら図星のようだ。

 

自由気ままに生きているように見えるレンやジョイですら香港のシビアな現実をあきらめとともに受け入れ、閉塞感の中で生きているという設定はアニメ独自のものである。

彼らの目に、日本からやって来て、危険を顧みずにただ自分の信じる道をひたすら進もうとしている涼の姿は危なっかしくもまぶしく映っているのだろう。

そして涼はいつしか彼らにとって鬱屈した日常に風穴を開ける存在となっていたのである。

 

彼らが頼まれてもいないのに涼をやたらと構い、協力してくれる理由がアニメ版ではうまく説明されていると感じた。

 

だがジョイは涼の存在に救いを見出しつつあったが、やはり無理だとあきらめかけている。

しかしレンはまだ望みを捨てていなかった。

 

闘技場を出てきた涼の背中に賭けに使われる木札を投げつけ、悪態をつきながら現れる。

遠回しな表現で「断られようがお前に付いていくぞ」という宣言をする。

涼はレンの真意をくみ取り、笑みを浮かべる。

実に微笑ましいシーンである。

この瞬間、レンは正式に香港における涼の「愛すべき友」になったのだろうと思えた。

 

 

何回も出てくる黄天会の下っ端

いや、ほんと誰だっけ

 

涼が武徳の「戒」を知る際に訪れた百貨店で初登場した、名もなき黄天会の構成員。

リーゼント風のヘアスタイルでノースリーブの服を着た男が気になって仕方ない。

 

また会おうぜというようなことを言って去ったがその言葉を違えず、何度も涼の前に現れる。

茶碗陣のイベントで豆将軒にいた涼の元に、ユアンの手下として登場し張さんをさらっていこうとする。

またある時は部屋で待ち伏せしていた斗牛に従っていた。

 

これだけ目立つのだから、このキャラクターはいかにもゲームにも出てきていそうなのだが、実のところ記憶をいくら呼び覚ましてもまったく思い当たる人物がいない。

しかし黄天会の下っ端はゲームではかなりの人数が登場する上、出番も一瞬で終わることが多い。

ただ忘れているだけ、という可能性も高い。

レンを尾行する銀髪の男はなんとなく見た覚えがあるのだが、このモヒカンノースリーブ男だけはどうにも分からないので、今のところ自分の中ではアニメオリジナルでやたらと活躍しているキャラクターということになっている。

 

このキャラが出てくるたびに「こんなヤツいたっけ」と回想モードに入ってしまうので、何かのきっかけで思い出すか、出てきていないことを確信するかしたいものである。

きっとまだまだ出番があると思われるので、偶然に期待したい。

 

 

早くも登場、白虎

アニメ版の白虎は顔全体を仮面で覆っていた

 

地下闘技場に白虎が出てきて驚いた。

 

スカウトマンに倒せと指定された写真の男グレッグ・モアと戦う前に一瞬だけ登場した派手な中華風の出で立ちのキャラクターが白虎である。

 

ゲーム版でも謎が多く、出番は少ないが見た目のインパクトや、やたらと思わせぶりなセリフなどからしても再登場するだろうと多くのプレイヤーが予測しているキャラクターである。

 

アニメでわざわざ彼を登場させたからには、なにか新情報があるものと期待したい。

 

 

最後に

シェンムー・ジ・アニメーション』は全13話構成であり、あと2話を残すのみとなった。

恐らく最終話でシェンファと出会い、1話の冒頭のシーンで幕を閉じるのではないかと思われる。

 

それにしてもイメージビジュアルにあった涼と藍帝との対決シーンは実際に出てくるのだろうか。

あるとすれば次回、第12話だろう。

アニメ版の香港編がどのような結末を迎えるのか、楽しみである。

 

 

『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』おとぼけ覚者のプレイ日記 その1

ドタバタ珍道中の幕開け


現在『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』をプレイしているが、進行度でいうと竜征クエストを請け負い、それをサブクエと同時進行で進めている段階である。

 

先日、続編である『ドラゴンズドグマ2』の制作が発表され、現在各ハードでは10周年記念として本作『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のセールが行われている。

自分はSwitchのセールで購入し、その際に紹介記事も書いている。

苦労したキャラメイクについても大いに語っているのでよければ読んでみてほしい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

初見プレイで、攻略などは見ていないため、あらゆる面で効率の悪いことをしているという自覚がある。

しかし、だからこそ感じられる新鮮味がそこにはあり、プレイ中は10年前のゲームであることを忘れてしまっている。

少なくとも1週目はこのまま、自分のやっていることが合ってるのか間違っているのかもよく分からないというスタンスで走り抜けてみようと思う。

 

いくつか我ながらおとぼけだと思うエピソードを挙げてみる。

これが「あるある」なのか自分だけの特殊な事例なのかは分からないが、気楽に読んでもらえたらうれしい。

竜征クエストまで到達していない人、未プレイの人はストーリーのネタバレになるので気をつけてもらいたい。

 

 

まず、道に迷う。

ポーンがツッコミを入れてくれて助かる

 

マップを見ながら歩いてるのにも関わらずだ。

ポーンが「この道を進めば大丈夫です」というので進んだのだがしばらく行くと「そっちではありません!」とツッコミが入る。

どうやら「この道」をそもそも逆方向に歩いていたようだ。

 

あるときは街の城壁を歩いていると「危ないから気をつけてください」「端に行かないように」などとポーンから口々に注意される。

心配性だなあと苦笑しながらそれを聞いていた。

城壁から民家の屋根に降りることができ、そこから下を見るとなんだか降りられそうな高低差に思えた。

探索の途中ではあったが、できそうだと思うと試してみたくなってしまった。

ジャンプ。

無残に地面に倒れ伏し、血溜まりが広がった。

「覚者様!」

ポーンたちの悲鳴が上がる。

もはやGAME OVERかと思ったが、かろうじて生きていた。

急いで回復してくれるポーンたちに決まり悪さを感じつつ、またおもむろに城壁へと上がり探索を再開した。

あの高さからは降りられない。

肝に銘じたが、ポーンたちに「この覚者またやるんじゃないか」と思われている気がしてならず、後ろからの視線が突き刺さるような感覚に陥った。

 

 

領都に行くきっかけともなるハイドラ討伐。

自分はハイドラが飲み込んだ樽をどうしたらいいのか分からなかった。

明らかにこれを利用しろという開発者の意図は十分に伝わってきた。

火薬の樽のようだったから、火矢かなにかで爆発させるのか?と考えた。

自分はストライダーなので弓は持っていたが、火矢は持っていなかったし、普段ダガーで近接ばかりしていたのでそもそも矢が当たらないという有様だった。

 

結局、よじ登って、爆発に巻き込まれたらどうしようという恐怖を覚えつつも、樽の辺りをひたすら斬りつけるという方法でHPを削って勝利した。

明らかに正攻法じゃないだろうな…と思っているとイベントがはじまり、現れたメルセデスに褒めちぎられ居心地の悪い思いをすることになった。

 

実はこのボス戦はリトライでクリアしており、1回目は飲み込まれてしまい、出られずジタバタしていたらGAME OVERになるという一幕があったりもした。

『ダークアリズン』本編クリア後にはぜひともここの正しい攻略法がなんだったのか調べたい。

 

 

今までのプレイで一番印象に残っているのは、エヴァーフォール決死の脱出劇である。

もしかして普通にボス戦だったりして

 

勝手に名付けたがそもそもこのイベントは脱出劇なのか?という疑問もある。

最奥にある謎の封印を見つけた後、地面からニョキニョキ生えてくるワームのようなモンスター。

しばらく戦った後、これはイベント的に倒せない敵であると判断し、自分は出口に向かって全速力で走った。

すると、恐ろしいことにワームはどこまでも追いかけてくるのである!

スタミナが切れて足が止まるとすかさず地面を突き破ってワームが襲いかかってくる。

今までのプレイスタイルとしては自分はストライダーとして切り込み、メインポーンとレンタルポーン2人がメイジとして回復役を担当してくれていた。

 

しかし、自分が走り続けているせいか回復してくれる様子はない。

自分でなんとかするしかなかった。

 

今までろくにアイテムを使ってこなかったので、メニュー画面の開き方からして分からず、大いにうろたえながらもなんとか回復アイテムを使う。

しかしワームの攻撃は止まらず、出口は遠く、やがて回復アイテムは尽きてしまった。

そこでようやく、ポーンたちのことを思い出した。

付いてきていると思っていたが、姿が見えない。

画面端のステータスバーを見ると、全員ビカビカと点灯している。つまり、全滅。

生き残っているのは自分だけだ!

背筋がゾッとした。

もうこれは絶対無理だろう。

諦めかけたその時、あるアイテムを思い出した。

 

使わないだろうと思って聞き流していたが、ファストトラベル的な要素がこのゲームにはあり、それに必要なアイテムを持っているはずなのである。

おぼつかない操作でメニューを開き、そのアイテムを選択する。

どうなる!?

 

気がつくと、そこはポーンギルドのすぐ横にあるファストトラベルポイントだった。

暗く不気味なダンジョンから一変、辺りにはうららかな午後の日差しに包まれた穏やかな田畑の風景が広がっていた。

恐ろしげなワームは影も形もない

助かった…

深く安堵のため息をついた。

そして思ったのである。

このゲーム、めちゃくちゃ面白い!!

 

 

懲りない覚者の旅はまだまだ続く。

 

 

『ドラゴンズドグマ2』製作中!10周年ファンミーティング感想

10年待ってたファンも!期待の続編



6月17日朝7:00より『ドラゴンズドグマ10周年ファンミーティング』がYoutubeのCapcomChannelにて配信された。

ドラゴンズドグマ』ディレクターの伊津野英昭氏を中心とした開発者座談会のような内容となっており、同シリーズがどんなコンセプトで作られたのかなどが語られた。

 

ファン以外も楽しめる番組だという触れ込みがあったため、『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』の序盤をプレイしている段階の自分でもついていける内容だろうと思って視聴した。

元々ゲームに限らずエンタメ作品の制作裏話には興味があるので、その意味でも期待していた。

 

 

ネタバレなしにホッと一息

ストーリーについては言及なしで、紹介された敵についてもほぼ冒頭に出るものだったため、ネタバレを踏まずに済んでホッとした。

伊津野氏が熱く語った魔法については、ストライダーである自分はまだ使ったことがないので、その臨場感ある演出を楽しみにしたい。

 

 

ドラゴンズドグマ2』作ってます!

このTシャツ、欲しいかも

映像の最後には伊津野氏を始めとする開発者3人が着ていた上着をガバッと脱ぎTシャツ姿となった。

その胸には大きく『ドラゴンズドグマ2』のロゴが描かれ、伊津野氏は高らかに「ドラゴンズドグマ2、作ってます!」と宣言した。

トレーラーや発売時期などの情報はなく、制作しているという告知のみであったが、このファンミーティングを見ていた人の誰もが期待していたのがこのニュースだっただろう。

ファンの喜びは大きく、Twitterでもトレンド入りするほどだった。

 

 

カプコンの技術の結晶「REエンジン」使用

自分はまだ1作目の序盤をプレイしているに過ぎないが、すでに十分面白く、これが正当進化した『2』に至っては一体どんな傑作になってしまうのだろうかと楽しみで仕方ない。

 

公式Twitterによれば『バイオハザード』のリメイクにも使われている「REエンジン」が『ドラゴンズドグマ2』でも使用されているらしい。

自分は技術について詳しいことは分からないが、グラフィックのことだけ抜き出してみても、リメイクバイオのレベルであのハイファンタジー世界が描かれるかと思うとかなり期待がもてる。

 

さて、ファンミーティングのおおまかな感想は以上となる。

次に、ゲーム本編とは直接関係ないが、番組内で出てきた「ゲームブック」の話題が個人的に気になったので取り上げたい。

 

 

ゲームブックって何?

番組の始まりでは伊津野氏がゲームブックに夢中になった過去があるというエピソードが披露された。

「日本で初めて発売されたゲームブックを予約して手に入れた」というところにとてつもない情熱を感じた。

 

インチキせずサイコロを振ったという逸話からは本気の程がうかがえる

 

しかし、そもそも「ゲームブックって何?」という人は多いのではないだろうか。

自分も聞いたことはあるが一度も実物を見たことがない。

調べてみると「ブック」という名の通り書籍であり、1980年代にブームになっていたようだ。

文章の中で現れる選択肢から指示されたページへ飛び、読み進めていくことで物語が進行するマルチシナリオ・マルチエンディングの形式をとっているらしい。

有名な作品としては『火吹山の魔法使い』などがあるようだ。

ゲームブックのブームはTVゲームの普及とともに下火になっていったようである。

 

実はゲーム絡みでゲームブックの話を聞いたのはこれが2回めである。

スクウェア・エニックス『Voice of Cards ドラゴンの島』(Switch/PC/2021年)はTRPG風を前面に押し出していたが、実はゲームブックの影響を受けているとインタビューで読んだことがある。

同作のクリエイティブディレクター、ヨコオタロウ氏は1970年生まれ。

ドラゴンズドグマ』の伊津野氏は1971年生まれなので、この年代のクリエイターにはかなり馴染み深いコンテンツなのかもしれない。

『Voice of Cards ドラゴンの島』も自分は大変楽しめたので、これを機にゲームブックを読んでみてもいいかもしれないと思い始めている。

 

 

ドラゴンズドグマ ダークアリズン』セール中!

現在1作目に追加要素をプラスした『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』はSwitch/PS/Xbox/PCにて一斉セールが行われている。

セール期間はそれぞれ違うので、詳しくはチェックしてほしい。

 

自分が現在プレイしているSwitch版については過去にセール紹介記事を書いたのでよければ目を通してほしい。

キャラメイクの魅力についても大いに語っている。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

アニメ『シェンムー』第10話感想 九龍城を駆け抜けろ!

九龍城という響きだけでワクワクする


春アニメ『シェンムー・ジ・アニメーション』第10話が配信された。

ここでは原作ゲームを最新作『シェンムーⅢ』まで全てクリア済みの自分から見た、アニメ版の感想を語っていこうと思う。

 

第9話の感想はこちら。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

九龍城がわりと近場

文武廟を後にして朱元達の手がかりを知るレンの元に向かった涼。

2人は九龍にいる情報屋のヤンの店を尋ねる。

 

ゲームでは涼はバスに乗って九龍城へと向かい、まったく新たなステージとして九龍編が始まる。

だがどうやらアニメでは九龍はそこまで離れてはいないようだ。

 

手錠の鍵開けも、ゲームではウォンが九龍まで呼びよせられたのだが、アニメ版では彼の住むボートに2人が訪れていた。

手錠に繋がれたまま移動できるくらいの距離感なのだろう。

 

ゲームの九龍城はあえて独立した土地として描いたという話を聞いたことがあるので、アニメ版の方がリアルな九龍に近いのかもしれない。

ゲームをこれからプレイする人には、バスに乗って九龍にたどりつき、門をくぐる時のあのワクワク感をぜひ味わってみてもらいたい。

 

 

なんだかんだ付き合いのいいレン

プレイ次第では涼がボケ、レンがツッコミという名コンビが誕生

 

「金の匂いがする」という理由で涼に協力してくれるレン。

 

黄天会や蚩尤門が関わっていることを知って動揺しつつも、それだけの組織が追うほど価値のあるものが手に入るに違いないということでその後も涼に関わり続ける。

退屈極まる盗聴屋でのテープチェックにも付き合ってくれる。

 

ゲームでは涼がボケた行動を取り続けるとレンが思い切りキレながらツッコミを入れるという『シェンムー』シリーズ屈指の面白い会話を聞くことができる。

 

レンがやれと言ったことをしない、QTEを失敗する、明らかにハズレ選択肢をチョイスするなど涼をボケさせ続けて、ぜひレンのキレ芸を楽しんでみてもらいたい。

 

 

尾行&バカトギュー健在

バカトギューというストレートな罵りがおかしみを誘う

 

ユアン尾行シーンはカットされるかと思っていたので、短いが再現されていたのはうれしかった。

ユアンの部屋のドアのド派手な柄もそのままで懐かしい。

それにしても九官鳥を使ったレンの作戦は今見てもよく知恵が回るなと感心する。

「バカトギュー」とレンの言葉を繰り返す九官鳥のセリフも印象的だったので聞くことができて良かった。

 

 

カットされた不幽楼

朱元達の元にたどり着くために、アニメでは張さんからもらった鍵を使って仕掛けを動かしてサクサク進んでいたが、もちろんゲームではそう簡単にはいかない。

 

シェンムーⅡ』において自分が真夜中過ぎまでリトライを繰り返したステージ、不幽楼がプレイヤーを待ち構えているのである。

 

とにかくQTEの連続なので、得意な人は心配は不要だが、自分はとにかく苦戦した。

今でも、静まり返った家の中で一人でコントローラーを握りしめながら、うめき声をあげたりため息をついていたあの時のことがまざまざと思い出される。

 

その苦労の果ての朱元達との邂逅だったので、喜びもひとしおであった。

 

 

 

今回は九龍編をギュッと詰め込んだ、イベント盛りだくさん、アクションも満載の回であった。

数々のQTEが思い起こされ、大変だったが面白かったゲームプレイ時の記憶が蘇った。

あと残り3話でどこまでストーリーが進むのか分からないが、また出番の増えてきたシェンファと涼の出会いがアニメではどのように描かれるのか、今から楽しみである。

Xbox & Bethesda Games Showcase注目タイトル『Pentiment』中世ドイツの画家となり、殺人事件の謎を追え

主人公は修道院で働く画家


6月13日早朝、Xbox & Bethesda Games Showcaseが配信された。

『ペルソナ』シリーズの移植や、小島監督が新作を制作中だとのアナウンス、そして『Starfield』の詳細が明かされるなど話題に事欠かない発表会であった。

 

その中でも自分が注目したのは『Pentiment』である。

どうやらペンティメント、と読むようだ。

中世ドイツの修道院で画家として働く主人公が、殺人事件の調査に乗り出すという珍しい設定のアドベンチャーゲームである。

特にビジュアルが特徴的で、作品世界は2Dのイラストで表現されており、そのタッチは主人公が描いている中世の写本そのものである。

ファイアーエムブレム 風花雪月』で節が始まる時に映し出される一枚絵、これでピンと来る人もいるかもしれない。

 

制作元はObsidian Entertainment であり、代表作としては『アウター・ワールド』があるようだ。

一人称視点のRPGで、グラフィックにも力が入っていたゲームのようである。

『Pentiment』の中世の絵画をモチーフとした世界観はそれからすると真逆の表現である。

これまで3D世界を描くことに長けていた会社が、あえて2D表現に乗り出した、という点が面白い。

 

風景も人物も平面的かつこの上なくシンプルな線で描き出されているが、そこには恐らく最先端の技術がふんだんに盛り込まれているのであろう。

トレーラーを見ても、キャラクターたちのなめらかなアニメーションには思わず目が惹きつけられてしまうような独特の魅力があった。

 

とはいえ自分がこのゲームに注目しているのは、ビジュアルだけではなく、その設定にも魅力を感じているからである。

元々歴史が好きで、その中でも中世ヨーロッパが好きである。

ファンタジー要素のないリアルな中世を描くということ自体にとても興味を持っている。

主人公が修道院で働く画家という、一見地味な職業なのも良い。

殺人事件を追うという筋立ても、ミステリー好きとしては見逃せないポイントである。

 

『Pentiment』は2022年11月にXbox/PCで発売予定であり、現在日本語に対応しているのかはまだ明かされていない。

自分はXboxを所持していないが、このゲームにはかなりハードの購買意欲を刺激された。

『Pentiment』の、そしてXboxの今後にも注目していきたい。

 

最後に、自分と同じようにこのゲームの舞台設定自体にハマるものを感じている人に紹介したい映画がある。

中世で、修道院で、殺人事件という点が共通している。

それはショーン・コネリー主演の『薔薇の名前』である。

修道院で起きた連続殺人を修道士2人が解決するというストーリーで、写本が山ほど出てくるのはもちろん、異端審問や魔女狩りなども登場する、中世好き必見の作品である。

『Pentiment』を待つ間、よければチェックしてみてもらいたい。

 

ショッキングなシーンもそこそこあるので注意