さて、もう2月も後半だが昨年不定期に書いていた月間まとめ記事の1月分を久々に書いてみようと思う。
以前は月間MVP作品を決定していたが、プレイしたゲームが少ない月などは選出しづらく、
数か月分をまとめて書く原因のひとつになっていたので2024年はそれをなくし、感想のみを語っていきたいと思う。
2024年1月にプレイしたゲームは以下の3作品である。
1.『ファッションドリーマー』(Switch)
昨年末から引き続き、年初は『ファッションドリーマー』をプレイしていた。
作中のインフルエンサーランクの最高位「マスターインフルエンサー」にも達し、
着物の型紙が手に入ったためお正月用のコーディネイトを作成したりしているうちにプレイ時間も190時間を超えてしまった。
今一度この作品を振り返ると、自分の表現したいことと、このゲームが提供するものとが幸運にも一致していたのだなとしみじみ感じる。
オリジナルアイテムの作成は、基本的に配色を変えるだけなのだが、制限があるからこそ、その範囲内でいかに自分の思い浮かべているファッションを実現できるかというチャレンジにもつながっていた。
また、『ファッションドリーマー』ではドレッシーからカジュアルまでいろいろなジャンルの服が登場するため、好きなファッションを突き詰めるだけでなく、あまり接点のなかったジャンルにも挑戦することができる。
自分もチョイ悪オヤジや地雷系女子、パンクなど自分の人生とはこれまで関わりのなかったファッションにチャレンジしてみた。
試行錯誤する中でその服装が好きな人たちがどういった観点でアイテムを選び、コーディネイトをしているのかがだんだん分かってきたようにも思え、これまでにない価値観に接したことでなんだか視野も広がったような気がしてきている。
街中ですれ違う人のファッションを見て、ゲームで見かけた服だ!ああいう風にコーディネイトするのかと参考にすることもある。
自分が考えるに、『ファッションドリーマー』にはゲーム独自の世界観に没入することで感じる楽しさとはまた異なった、リアルの最新ファッションという現実との地続きにあるテーマを扱っていることによる面白さがある。
世界の見え方が変わった、というと大げさだがゲームをプレイしたことによって現実世界との新しい接点が増えたように感じており、この作品を手に取って本当に良かったなと思う。
言うなれば人生が少しばかり楽しくなるゲームで、今思い返してもこの作品に関しては幸せな思い出だけが浮かんでくる。
『ファッションドリーマー』についてはいくらでも語れてしまいそうなので、この辺にしておこう。
2.『未解決事件は終わらせないといけないから』(Steam)
アドベンチャーゲーム好きの間で一気に話題になった作品。
気になってプレイしてみたが、これが唸らされるほどよくできたゲームだった。
過去に起きた、子供が誘拐されて未解決のままになっていた事件を、当時の記憶を少しずつ思い出しながら解き明かしていく、というストーリーである。
普通のノベルゲームではなく時系列も発言者もバラバラのセリフの断片だけがプレイヤーに提示され、それを並べ替えていくことで真相が見えてくるというユニークなシステムになっている。
初めは意味不明で矛盾した内容のセリフばかりで、この事件に関わる登場人物も何人いるのか把握できず、その人間関係も複雑でかなり混乱させられ果たしてこのゲームをクリアできるのだろうか?と危惧したのだが、
そのこんがらがった状態から徐々に事件の概要がつかめてくると一気に面白くなりプレイする手が止まらなくなってしまった。
事件の真相も「そう来たか!」と思わせるもので、このストーリーはこのゲームシステムでなければ表現できなかっただろうと感じられた。
システムとストーリーのどちらを先に考えたのかは分からないが、開発者Somi氏の発想力につくづく感心させられた。
3.『FF14』(PS4)
人生初のMMORPGとしてプレイした本作。
『ファッションドリーマー』の次に遊べるお着替えゲームはないだろうかと探していたところ、本作の服装のバリエーションが豊富だという話を聞いて遊んでみることにした。
製品版ではソフト代+月額使用料がかかるのだが、フリートライアル(無料)で遊べる範囲がかなり広く、それだけで十分楽しめそうだと思い1月半ばからプレイしている。
お着替えゲームとしての本作について語るとすると、自分が寄り道ばかりでメインクエストを進めていないこともあり、店で手に入る装備は簡素なデザインで生地も粗そうな素朴なものばかりである。
ついにこらえきれずFF14のオンラインショップで課金衣装を購入してしまった。
ゲームのストーリーDLCなどは買ったことがあるが、服装(しかもただの見た目装備)にお金を払うというのは人生初の経験だった。
ただ冒険する上でこれを身に着けるというのではなく、本作におけるフォトモードである「グループポーズ」の撮影用の衣装として買ったところが大きい。
お気に入りの服を着て、他のプレイヤーの所持している家(撮影スタジオとして公開されているものがある)を訪問して思う存分スクショを撮る、というのがこのゲームの目下の楽しみとなっている。
すでに1000枚以上のスクショがPS4には保存されており、この先も増えていくだろう。
1月にプレイしたゲームは以上である。
Xboxを買った
あと大きな出来事としては、Xbox Series Sを購入したことが挙げられる。
ユービーアイソフトの海賊ゲーム『スカルアンドボーンズ』をプレイするためである。
この作品はPCでもプレイできるのだが、容量が心もとないためPS5とXboxとで迷い、値段や置き場所を考えた結果、Xboxを購入することにした。
自分はこれまで歴代Xboxを買ったことがなく、ホーム画面も見たことすらなかった。
完全にゼロからのスタートであり、コントローラーのボタンの配置にとまどったり、Microsoftアカウントと紐づいていることに混乱しつつも周りに助言を求めたりしてなんとか初期設定を終えることができた。
――と、簡単に書いたが正直ここまでが大変すぎて、何度も頭を抱える局面があり、誰か詳しい人に一日講師になってもらいたいと思うほどであった。
そしてそこまでしてやっとの思いで『スカルアンドボーンズ』をプレイするところまで漕ぎつけたのだが、本編に引き継げる体験版を遊んでいる途中でゲームがフリーズしてしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまった。
これは体験版だから起こった事象なのか分からないが、Twitterを見るとバグも散見されているようなのでアップデートが済んでから改めてプレイしたいと思う。
幸い、本体を購入した際に Game Pass Ultimate3か月無料サービスがついてきたため他にもプレイできるゲームはありXboxを買ったのは無駄にはならない。
今は『Stardew Valley』をプレイしているが、これがなかなか楽しい。
他にも『チコリー 色とりどりの物語』など気になっていた作品も対象になっているので、のんびりプレイしていこうと考えている。
そんなわけで1月のゲームを語るはずが2月の話までしてしまったが、
この辺りで今回は終わりにしたいと思う。
3月には『ユニコーンオーバーロード』や『ドラゴンズドグマ2』なども発売されるため、ゲームスケジュールを調整する必要が出てきそうだ。
2024年も忙しくなりそうである。