あけましておめでとうございます。
2024年も『鈴木の既読スキップ』をよろしくお願いいたします。
さて、今回は【新春特別企画】と題して、
お着替えゲーム『ファッションドリーマー』で「ちょいワル」&「地雷系」スタイルのファッションコーディネイトを作成してみた。
これはゲームメディアGamerの記事、
を参考にしている。
非常に面白い記事なのでぜひ読んでもらいたい。
この中でおすすめ書籍として挙げられている『イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑』を自分も購入した。
記事の中でゲームライター小林白菜氏が書籍を参考に「ロカビリー」&「神戸系」のコーデを披露していたことに倣った企画なのだ。
さて、今回はまず「ちょいワル」コーディネイトから発表していきたい。
「ちょいワル」といえばかつて雑誌『LEON』で一世を風靡したスタイルであり、「ちょいワルオヤジ」というフレーズを聞いたことがある人もいるだろう。
書籍でこのスタイルが紹介されているのを見つけた時、現代ファッションの代表の一つとして挙げられるくらい普及しているという事実に驚いた。
自分はリアルのちょいワルオヤジを見たことがないのだが、おそらく住む世界が違うのだろう。
そんなちょいワルファッションに挑むのはこのブログでもたびたび登場しているジョージおじさんである。
Ⓒ2023 Marvelous Inc.
イギリス紳士をイメージしてキャラクリエイトしたため、ビシッと決まったヘアスタイルとカールした口ひげがどことなくクラシカルな雰囲気を醸し出していると思っている。
だがちょいワルファッションに身を包むにはちょっと貫禄が足りない。
そのため、まずは日焼けしてもらうことにした。
Ⓒ2023 Marvelous Inc.
眉毛とひげが行方不明になってしまった!
仕方がないので黒髪になってもらった。
Ⓒ2023 Marvelous Inc.
雰囲気がだいぶ変わったが、これでちょいワルスタイルに挑戦してもらおう。
まずは書籍で代表例として挙がっていたコーディネイトを再現したこちらである。
ちょいワルオヤジは夏でも長袖シャツで、ショートパンツと素足にローファーが鉄板スタイルらしい。
首にスカーフを巻くのも定番なようだ。
まったく知らなかったので目からウロコである。
次はこちらである。
ちょいワルオヤジは一年中白いズボンを履いているとのことである。
自分もジョージおじさんによく白ズボンを着用させていたので、これはなんとなく理解できるスタイルだ。
最後はこちらである。
首元の金のネックレスとストライプジャケットに注目である。
本当はシャツのボタンを3~4個開けるのが基本らしいのだが、このゲームでそれは再現できなかったのでオープンカラーシャツで代用した。
もう少しオリジナリティを発揮したかったのだが、なかなかこのスタイルを把握するのが難しかったので書籍をかなり参考にした。
自分なりに「ちょいワルオヤジ」などで画像検索し、雑誌『LEON』で有名な「ジローラモ」氏でも調べてみたのだが、
見れば見るほど「これってただの”おしゃれなおじさん”なのでは?」という気がしてきて「ちょいワル」がゲシュタルト崩壊しそうになった。
さて、正月早々おじさんばかり見てお腹いっぱいになってきたかもしれないので、
ここで「地雷系女子」コーディネイトを見てもらうことにしよう。
挑戦するのはこのブログでお馴染みのエミリーである。
Ⓒ2023 Marvelous Inc.
元気いっぱいのローティーンをイメージしたアバターだが、今回は「地雷系」としてちょっとダークな雰囲気になってもらった。
Ⓒ2023 Marvelous Inc.
「地雷系女子」の基本は黒髪らしいので、ヘアカラーもチェンジ。
また、検索するととにかくツインテールの画像がヒットしたので、ヘアスタイルも変えることにした。
普段はほお紅しかしていなかったが、アイメイクもガッツリと入れてみた。
書籍をじっくり読み、ネットの情報を加味した結果、このようなファッションになった。
とにかく基本の色合わせがピンク×黒のようなので、それに合わせて服を作成。
フリルやレースも欠かせないらしい。
ミニスカートとニーソックスのいわゆる”絶対領域”も重要なようなのでガーターベルトと合わせて再現してみた。
これは我ながら見事な定型的地雷系ファッションだと納得できる出来栄えだ。
地雷系女子に会ったことはないが、たぶんこういう感じなのではないだろうかと思える。
ピンク×黒の服ばかり作ってしまったので、ちょっと組み合わせを変えてこういうコーディネイトも考えてみた。
紫×黒も定番のようである。
意外だったのだがレザー素材の服も着るらしい。
そして、ネット検索でよく見かけたのでこんなヘアスタイルも試してみた。
黒髪にピンクのメッシュを入れるのが地雷系によくある髪型らしいのだ。
このメッシュが入ったヘアスタイルはゲームに元々あるものなので、自分は知らなかったが流行しているのだろう。
あとはAI画像と思われる「地雷系女子」で見かけたのがピンクのヘアカラーである。
「地雷系」は(おそらく)日本で流行っているスタイルなので、黒髪がメインで実際にピンク髪の人というのはそんなにいなさそうである。
……と思っているだけで本当は結構いるのかもしれない。
さて、そんなわけで新年早々「ちょいワル」&「地雷系」というかなり濃い目のラインナップのファッションショーをお届けした。
この2つのスタイルについてこれまであまり詳しくなかったが、書籍を読んだりネット検索したりしてかなりおぼろげではあるが雰囲気はつかめてきた……かもしれない。
『ファッションドリーマー』のゲーム内のアイテムには特にジャンルの設定などはないのだが、
『イラストレーターのための 現代ファッション大図鑑』を読むと「これはどうやって使うんだろう?」と謎だった服の着こなしが分かるようになった。
今回は定番コーディネイトを再現するというコンセプトだったのでかなり律儀にそのジャンル分けに従ったが、自由な発想で服装を組み合わせて遊ぶのも楽しいゲームであることは間違いない。
ただまったく知らなかったジャンルの知識を得ることは単純に楽しく、ゲームですぐにそれをアウトプットできるのはなかなかない体験だ。
ゲームをプレイしていない人でも楽しめる一冊なので、興味のある人はぜひ手に取ってもらいたい。
「大図鑑」を名乗るだけあってかなり分厚くて読みごたえもある。
最後はいつものジョージおじさん&エミリーに戻ってお正月らしい着物スタイルでお別れにしたい。
今年も張り切って記事を書いていくので、また読みに来てもらえたら幸いである。
Ⓒ2023 Marvelous Inc.