いよいよ発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。
DL版を0時からプレイした人もいるだろう。
自分は今朝から遊び始め、休憩を挟みつつ約5時間ほどプレイした。
チュートリアルを終わらせ、自由に動き回れるようになった状態である。
この記事はただの感想であり、攻略などのプレイに役立つ情報などは書いていないので、そのつもりで読んでいただきたい。
そしてまだ未プレイの人は、このブログを読まずにぜひとも自分で遊んで驚きと感動を味わってもらいたいと思う。
自分もネタバレは一切見ず、Twitterも封印してプレイしているが、その甲斐あって初見でしか味わえない面白さを大いに満喫できている。
それでは感想を語っていきたい。
まず、自分は前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は数年前にクリア済みである。
しかし本作ではすでに何度もGAMEOVERになり、トライ&エラーを繰り返しながらチュートリアルをなんとか乗り切った。
リンゴを採ろうとしてGAMEOVER
ちなみに初のGAMEOVERは、崖沿いに生えている木に成っているリンゴを採ろうとしてジャンプし、そのまま崖下に落下するというアクシデントによるもので、これには我ながらウケた。
大いに笑ったが、同時に悔しくもあったのでリトライ時にそのリンゴはきっちりと回収して雪辱を果たした。
ちなみに前作では焼きリンゴが自分の貴重な資金源であったが、本作でも調理可能であることは確認済みである。
『ティアキン』を開始して最初に感動したのは、「見たことないキノコがある!」という点だった。
もちろんキノコだけでなく花も前作では見かけなかった種類が登場し、地味なポイントかもしれないが、新作を遊んでいるという実感がわき、うれしくなった。
自分はチュートリアルを終わらせているのでリンゴとキノコ以外にも、もちろんもっと語りたいことはある。
本作ではリンクは新たな能力を手に入れ、それらを駆使しながらマップを踏破していくことになる。
現時点で解放されている能力のうち、自分がもっとも扱いに手こずり、そして活用法を理解した時に達成感を覚えたのが「ウルトラハンド」である。
これは、物体を動かすことができる能力であり、さらに物と物とを接着することができる。
この「ウルトラハンド」の出番は、とある湖のほとりでやってくる。
そこは迂回できないマップで、どうしても対岸に渡らなければならない。
公式のプレイ動画でもおそらく紹介されていた場面だったので、落ちている丸太と扇風機を使ってイカダを作るのだということはすぐに分かった。
しかし、このイカダがなかなか上手くできないのである。
丸太を持ち上げ、落ちている丸太にくっつけるのに前後左右に動かし、回転させ、まっすぐに並べて……と四苦八苦。
くっついたと思ったら曲がっていたので、剥がしてもう一度微調整。
丸太を3本並べて扇風機を1個とりつけてイカダ完成、いざ出発!
すごく簡素な造りだけど……まあ、なんとかなるだろう。
しかし、どんどん進行方向が左へと傾いていき、しまいには湖のへりにある柵にひっかかって動かなくなる始末。
仕方がないので泳いで岸へ戻り、ウルトラハンドで引き寄せようとしたところ、微妙に距離があって能力の範囲外であった。
詰んだか?いや、任天堂がプレイヤーをそんな目にあわせるはずがない!
幸い、探せば部品は他にも見つかったため、またしても前後左右回転を駆使してイカダ2号を完成させた。
今度は丸太5本に扇風機を3つである。
出航!
どんどん左へ……。
今度は岸に近かったため手繰り寄せ、扇風機の位置を再検討した。
1号は推進力が足りずに水に流されたのかもしれないと思い3つ付けたのだが、それがバランスを欠いていた可能性があると考えた。
丸太を5本並べて作ったイカダの両端に1個ずつとりつける様式に変更。
3度目の正直!
左への誘惑を断ち切って、イカダはスイスイとまっすぐに進んでいった。
嘘のように順調に対岸へたどり着く。
やった!!!
じわじわと喜びが胸にこみあげてきた。
もしかしてこれは、人によってはとても簡単な話だったのかもしれないが、自分にとっては悪戦苦闘の上成し遂げた一大プロジェクトだったのである。
それと同時に、『ティアキン』面白い!!と感動した瞬間でもあった。
新要素も順序だてて覚えられる
実は自分は発売前の情報でこの「ウルトラハンド」の能力を見た時に、果たしてこれを使いこなせるだろうかと不安に思ったのである。
使える能力を完全に一新して、装いも新たにリンクの冒険が始まる、要するにまた一から覚えなくてはならないということに対して懸念を抱いていたのだ。
だがさすが任天堂、段階を踏んで新要素をひとつひとつプレイヤーに分かりやすく伝え、頭に叩き込むことができるように入念に設計されていた。
自分も頭を悩ませたのはこの「ウルトラハンド」くらいで、他の能力についてはすんなり使い方を覚え、活用することができた。
鳥のような乗り物登場!
PVやスクリーンショットでも見た、平べったい鳥のような空を飛ぶ乗り物が登場した時にはテンションが上がった。
レールの上に置くと勝手に進み始め、飛び乗らないといけないのだが最初は間に合わずに鳥はそのまま行ってしまった。
そんなプレイヤーのためにちゃんと用意されていた二羽目の鳥をレールに乗せ、今度こそ間違いなくその上にジャンプ。
飛んだーー!
鳥に乗って飛ぶリンクの姿はとても絵になるので嬉しくてスクショを撮る。
下を見るとかなりのスピードで飛んでいることが分かった。
『ティアキン』ではどんなに高所でも着水すればダメージ0という仕様なので、ほどよいところで水場を見つけて飛び降りる。
派手な水しぶきを上げて目的地近くに到着。
楽しいーー!
まとめ
正直自分は、『ブレワイ』を気が済むまで遊びつくしていたし、果たしてそれ以上の面白さを『ティアキン』は見せてくれるのだろうかと半信半疑だった。
しかし現時点で新たな能力、新たなマップ、そして新たな敵によって、新鮮なプレイ感覚をすでに十分味わっている。
それはただ単に面白いゲームを遊んでいるというレベルではなく、その楽しさは衝撃的なほどで、こんな作品はめったにないと感動すら覚えた。
新システムについていけないかもしれないと心配しながらも『ティアキン』をプレイすることを決意した自分を「よくやった」と褒めたたえたい。
もしこの記事を読んでいて未プレイでSwitchを所持している人がいたら、いますぐ『ティアキン』を遊び始めることをおススメしたい。
多少なりとも『ティアキン』に興味があるからこれを見ているのだと思われるが、自分でプレイしないのはもったいない!
パケ版でもDL版でも、お好みの方法で『ティアキン』を手に入れてほしい。
本作はカタログチケットにも対応している。
それでは自分はまた続きをプレイしに行こうと思う。