ゲーム情報をチェックしている人なら、このところのスクエニの勢いに気づいているだろう。
完全新作ゲームに、シリーズ最新作。
振り落とされそうなほどのスピード感でスクエニは次々にゲームニュースを公開し続けている。
2022年秋以降のゲームプレイスケジュールがスクエニ作品で埋まってしまったという人もいるかもしれない。
自分もすでにそうなりそうな予感がしている。
スクエニの活躍のはじまり
個人的には昨年からスクエニの快進撃は始まっていたと感じている。
『ダンジョンエンカウンターズ』と『Voice of Cards ドラゴンの島』。
あまりプレイした人はいないかもしれないが、それぞれ独特の魅力がある作品だった。
ジャンルとしてはRPGだが、どちらもビジュアルが尖っていて、スクエニがこういったゲームを出したというのが個人的にはとても驚きであった。
そして「スクエニ面白い!」と感じてさらに注目するようになったきっかけの作品でもある。
2022年のスタートダッシュ
2022年前半は、『トライアングルストラテジー』『ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ』『春ゆきてレトロチカ』が発売された。
3作とも長いこと注目してきた作品であり、現在『春ゆきてレトロチカ』をプレイ中である。
他2作についてもいずれプレイするつもりであり、自分のゲームプレイスケジュールはこの時点ですでにかなり充実していると言えるだろう。
この秋注目の3作品
それでは今回の本題、この秋発売されるスクエニ作品について語っていきたい。
個人的に気になっているのは、
『ディオフィールドクロニクル』
『ヴァルキリーエリュシオン』
『ハーヴェステラ』
の3作である。
『ディオフィールドクロニクル』
『ディオフィールドクロニクル』について見ていくと、ジャンルとしてはSRPGと言って良いのだろうか。
リアルタイム要素があるようで、まだシステムを完全には理解できていないのだがパッと見は歯ごたえの有りそうな印象を受ける。
国盗り合戦に巻き込まれていく伝説の傭兵団を中心に描くストーリーのようだ。
一番注目しているのは魅力的なキャラクターがいるかという点であり、渋めの色使いのキャラデザが個人的にかなり好みであるということもあって期待している。
ゲーム中はジオラマ風のデフォルメがされた3Dキャラクターになるので少し雰囲気は変わるが、それも味があっていい感じだ。
HPでは続々と新キャラクターがお披露目されており、誰が仲間なのか敵なのか分からないながらも、魅力的な登場人物ばかりだと感じている。
メイン4人の中でも主人公格に扱われているアンドリアズが知略に優れた策士系のキャラクターで、魔術師というのも珍しい気がする。
さらなる情報を楽しみに待ちたい。
2022年9月22日発売予定、PS/Switch/Xbox/PCと気合の入ったマルチ展開を見せている。
『ヴァルキリーエリュシオン』
『ヴァルキリーエリュシオン』は『ヴァルキリープロファイル』シリーズの最新作となる。
このブログの一番初めの記事は、実はこの作品が発表された時に勢い余って書いたものであり、そのため自己紹介などは一切しないままブログがスタートすることになった。
過去作についても書いてあるので、時間があったら見てもらえればうれしい。
gameandbooknadonado.hatenablog.com
さて、『ヴァルキリーエリュシオン』はどうやらもうひとつのラグナロクを描くようで、初代とは違った時間軸で展開するようである。
オーディンのビジュアルも初代とは異なっているので、レナスとは完全に別世界の話なのかもしれない。
ジャンルもアクションRPGとなっており、かなり変化した印象を受けるが、戦闘ではエインフェリアとも連携できるようである。
今のところ公開されたトレーラーを見るかぎり、戦闘に参加できるエインフェリアは1名だけという可能性もある。
自分が『ヴァルキリー』シリーズに一番求めているのは魅力的なエインフェリアたちであり、そして彼らの生前の物語を知ることである。
トレーラーを見るかぎり死後の彼らとヴァルキリーが話すシーンも長めに用意されていそうであり、楽しみである。
公式で発表されているエインフェリアは現在2名であるが、トレーラーでは女性キャラクター2人の姿も見え、こちらもエインフェリアなのではないかと思った。
最終的に何名になるのか分からないが、老若男女さまざまに揃っていたら個人的にはうれしい。
これからの発表に期待したい。
9月29日にPS4/PS5で発売。PC(Steam)では11月12日発売となる。
『ハーヴェステラ』
最後に『ハーヴェステラ』であるが、こちらは「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2022.6.28」にて発表された完全新作ゲームである。
畑を育てたり家畜を飼ったりという牧場シム的な要素があるRPGという感じで、個人的には春夏秋冬があるカラフルな世界観が気になっている。
村人との間に友好度が設定されているというのも面白そうである。
しかしこのゲームはただほのぼのしたゲームだというわけではなく、「死季」と呼ばれる少し不穏な要素がスパイスになっているようだ。
季節の変わり目に訪れるこの「死季」の間には人々は外にも出られず、作物も育たないようである。
この設定がどのように活きてくるのか、続報に期待したい。
また、相棒的なキャラクターで未来から来たアリアという女性がいるが、「死季」の謎を研究するという目的も相まって、設定だけ聞くとなにやら彼女のほうが主人公のようである。
主人公ならではの見せ所にも注目したい。
11月4日にSwitch/PCにて発売予定である。
最後に
やはりポイントとなるのは、『ディオフィールドクロニクル』と『ヴァルキリーエリュシオン』の発売が1週間ちがいだという点だろう。
どちらをプレイするかが悩みどころである。
個人的には、ずばり「気になるキャラクターがいる方」を優先したい。
『ヴァルキリーエリュシオン』は、自分が重視するエインフェリアについてはまだ多くは明かされていない。
どちらも情報を追いながら、じっくりと秋までに心を決めたい。
まずはスクエニ作品第一歩として『春ゆきてレトロチカ』をこの連休中にクリアしたい。
非常に面白く、どんな結末を迎えるのか今から楽しみにしている。