昨日のState of Playで一番嬉しい発表だったのは、『ヴァルキリーエリュシオン』。
初代の『ヴァルキリープロファイル』、続編の『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』もプレイしている。『ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者』は未プレイ。
一番気になるのはエインフェリアがどうやって登場するのか。トレイラーを見ると、ヴァルキリーが一人で敵と戦っていて、ジャンルもアクションRPGに変わったということだし、過去作のようにエインフェリアと一緒に戦うことは無いのかもしれないと思えた。だが、もしかすると味方AIとして一緒に戦ってくれるようなことも、技術的には可能なのかもしれない。
半透明な男性キャラクターが消えていくようなシーンもあったから、フィールド上にエインフェリアが現れるシステムもあるのだろうか。
ひょっとすると、初代の神界フェーズをふくらめたシステムになっていて、直接のバトルには全く出ないという可能性もある。
それとやはり、エインフェリアとして仲間になるまでのストーリーをどう表現するのかも気になる。
初代は死に往くまでの経緯をショートストーリーのように見せてくれた。ラストシーンで死に至り、そこにヴァルキリーが現れエインフェリアに勧誘するという流れであった。最後は必ず死ぬということが分かっていながら、キャラクターたちの生前のストーリーを辿ることは切ないプレイ体験となっていた。作品全体に漂う寂寥感が初代の独特の世界観を作り出していて、大きな魅力の一つとなっていたと思う。
2ではすでにキャラクターは故人となっており、仲間になるシーンはないが、別々の場所でエインフェリアに加わったキャラクターが実は親子であったり、姉妹であったり、愛し合っていたりという生前の設定が練り込まれていた。関係があるもの同士をパーティに入れてバトルに入ると、短いが二人の掛け合いが聞けるのは嬉しい要素だった。
トレーラー冒頭で、男性キャラクターをエインフェリアに勧誘する初代を彷彿とさせるシーンがあったが、あれがイベントムービーだけなのか気になるところだ。
発売予定は2022年。続報を楽しみに待ちたい。