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『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』おとぼけ覚者のプレイ日記 その2

ドタバタ冒険活劇 その2


Switch版『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』プレイ日記その2をお届けしたい。

前回の記事はこちら。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

進行度としては竜征クエストの『霊廟に響く呪詛』をクリアしたところである。

いや~、面白い。

セールで990円(現在は4063円)という驚きの低価格で買ったことが申し訳ないほど、楽しませてもらっている。

Xbox One/Steamではまだセール中なので、プレイ環境が揃っている人はぜひチェックしてみてもらいたい。

 

さて、この「おとぼけ覚者のプレイ日記」では初見プレイの感想をネタバレありでつづっていく。

『霊廟に響く呪詛』をまだクリアしていない人や本作未プレイの人は注意してもらいたい。

 

 

オンラインにつなげてみた

世界中のプレイヤーとつながっているかと思うと感慨深い

 

本作のオンライン要素としてプレイヤー同士でのポーンの貸し借りがあるが、自分はSwitchオンラインに加入していないので無関係だと思っていた。

しかし、調べてみるとサービス未加入でもこの要素を楽しめることが分かり、さっそくオンラインへとつなげてみた。

ポーンギルドに行き、リムへと入り、「月間人気ランキング」を選択してみる。

上位5人を選び、ポーンが出てくるのを待つ。

霧の中からポーンが現れるこの瞬間はいつもドキドキする。

 

ゆっくりと歩いてきたのはいかにも「歴戦の猛者」といった風貌の男性ポーンだった。

『ウィッチャー』のゲラルトを若くしたような感じだ。

装備も豪華である。

どれどれ…

 

レベル、∞(無限大)。

必要コストが700万リム以上。

 

目を疑う数字が叩き出されている。

ちなみに自分は今、レベル18であり、所持しているリムは500くらいである。

リムは理解できるが、レベルの上限がいくつなのか知らないため「∞」については「とにかくすごい」ということだけしか分からなかった。

 

「詳しく見る」でステータスを確認してみるが、正直、まだ見方を理解していないため「たぶんすごいんだろうな」という感想しか浮かんでこなかった。

星が沢山ついているのは、そのスキルを極めているという意味だということは分かるが、そもそもそのスキルがどのくらい強力なのかが分からないという有様である。

すごさに圧倒、というかすごさの分からなさに圧倒されてその場に立ち尽くした。

 

どういうことなんだ……

 

それにしても、このレベル∞の最強ポーンを手塩にかけて育て上げたプレイヤーの情熱に思いを馳せずにはいられない。

どれだけの時間をこのポーンと過ごしたのだろう。

外見がどれだけ強そうであっても、どのポーンも初めはレベル一桁からのスタートだ。

プレイヤーキャラクターとともに戦う中で強く、賢くなっていく(らしい)。

人気ランキングに登場するほど役に立つポーンともなれば、いったいどれだけの死線を覚者たるプレイヤーとともにくぐり抜けて来たのか想像もつかない。

 

いつかは自分のメインポーンも人の役に立つ日が来るのだろうか。

高評価をもらい、プレゼントとリムを持ち帰るポーンを誇らしい気持ちで迎えることはあるのだろうか。

そんな日を目指して、とりあえず今は目の前のクエストを一つずつこなしていこう。

 

駆け出し覚者としてそう心に誓い、星ばかり並んだキラキラしいステータスの残像にクラクラしながらリムを出た。

 

 

 

メインポーンのサボりが発覚

乱戦の中をふらつくポーン

 

なんということだろうか。

あろうことか、覚者たる自分を支えてくれるはずのメインポーンが戦闘をサボっていることが分かった。

 

エスト『霊廟に響く呪詛』は地下墓所が舞台となっており、アンデッドがわんさか出てくる。

この魔物たちは耐久力がやけに高く、何度も何度も斬りつけてようやく倒すことができる。

自分はマジックアーチャーにジョブチェンジしたのだが、実は魔法の使い方を未だ理解していないため、ダガーでひたすら攻撃を繰り返していた。

メインポーンがソーサラーであるため、魔法攻撃と回復は完全にそちらに任せていた。

 

アンデッドは次々に出てくる。

戦闘は長引きがちで、消耗も激しかった。

全力を出しきらないとこのクエストはこなせない、そう思っていた。

 

ゾンビ山盛り。さすが『バイオハザード』のカプコンのゲームなだけある

 

何度目かのアンデッドの群れに襲われた際、自分は「それ」を目撃した。

自分は戦闘中は基本、ポーンたちのことは見ていない。

目の前の敵を倒すことに集中している。

その時もゾンビを必死で斬っていた。

 

不意に、画面の端からメインポーンが登場した。

ゆっくりと近づいてきて、ゾンビを挟む形で自分の向いに立った。

助太刀か、ありがたい。

そう思った。

しかし、ポーンは一向に攻撃する気配を見せなかった。

ただその場に立ち尽くし、ぼんやりと自分の死闘を眺めている。

そしてしばらくすると気が済んだかのようにまたゆっくりと画面の端に消えていった。

 

なんだ今のは!?

 

戦闘が終了すると、ポーンたちは自分のまわりに集まってきた。

メインポーンも何事もなかったかのような顔でその輪に加わっている。

 

先ほどの出来事について、考えてみた。

頭に浮かんだのは、椅子に座って行うポーンとの語らいの時に出る質問に、

 

・安全を優先して行動する

・ポーンたちを助け支える

 

という行動方針についての二択があったことである。

自分は、常に上の選択肢をえらんでいた。

パーティー全員の安全を優先する、という意味合いに受け取っていたのだが、もしかするとこれは(メインポーン自身の)安全を優先するということだったのかもしれない。

 

それが原因なのか、すぐにでも宿屋に戻って行動方針を変更して確かめたいところだったが、その時にはすでに地下墓所をかなり進んでいた状況だった。

とりあえずこのクエスト内ではメインポーンのサボりを容認し、その分まで戦うしかない。

そう決意し、先へ進むことにした。

 

 

ヒトダマでテンションUP↑↑

心躍るヒトダマ戦。うれしいサプライズだ

 

地下墓所は基本ゾンビだらけだったのだが、ある場所ではヒトダマが出現した。

「タマシイが浮かんでいます!」

ポーンが声を上げる。

白い霧の渦のような形をしたヒトダマが、暗闇の中で発光していた。

新しい敵の出現に、とまどいと同時にワクワク感がわき起こった。

 

すぐさま走り出し、真っ先にヒトダマに斬りつける。

手応えなし。

スウッと交わされたあげく、そのままどこかに逃げられてしまった。

 

よく分からないものは後回しにするしかない。

同時に出てきたゾンビをいつものようにザクザク斬っていくことにした。

すると切迫したポーンの声があがった。

「ヒトダマに捕まりました!攻撃すれば解放されます!」

見れば、メインポーンがヒトダマにくるまれるようにして拘束され、もがいていた。

すぐさま駆けつけ、一太刀を浴びせる。

解放されるポーン。

どこかへ飛んでいくヒトダマ。

 

次は自分がヒトダマに取り憑かれた。

ジタバタしていると「覚者様!すぐに助けます!」とメインポーンが走り寄ってくる。

先ほどまで戦闘をサボっていたのが嘘のように頼りになる相棒感を出している。

攻撃、解放。

なにこれ面白い!!

 

覚者とポーンのタッグは最強!本クエスト最大の見せ場

 

ポーンを助けるのも、助けられるのもドラマティックで盛り上がる。

しかも一回攻撃するだけで離れていくので、そこまで手間でもない。

大写しになったポーンも見られるし、ヒトダマってすごいお得な敵じゃないか?とテンションがあがってきた。

その後も何度かメインポーンが捕まり、嬉々として駆けつけるということを繰り返した。

 

そして気がつけばゾンビも、いつの間にかヒトダマもいなくなっていた。

静まり返った地下墓所

祭りの後のような寂しさを感じた。

また出てくるかもしれない…そう自分に言い聞かせ、その場を後にした。

 

しかし、その後ヒトダマは一切出てこなかった。

あの場所限定の敵なのか、墓所的な他のダンジョンにも出てくるのか分からないが、またいつか出会う日まで、楽しかった思い出を胸にしまっておこうと思う。

 

 

ご決断を!

エスト『霊廟に響く呪詛』では、なんとラストでプレイヤーに重要な決断を迫ってくる。

邪教 " 救済 " の幹部を、生かすか殺すかの選択が出てくるのである。

このクエストで協力してくれたキャラクター、メイソンは覚者に判断をゆだねてその場を立ち去る。

 

幹部は命乞いをし言い訳を並べ立てるのだが、これが予想以上に長く続く。

ここまでセリフが用意されているなら聞かないともったいないと思い、自分は幹部の話に最後まで付き合った。

 

幹部はやがて気力が尽きたのかのように黙り込み、頭を抱えてその場にうずくまった。

静寂が辺りを包んだ。

ポーンの言葉が響きわたる。

「私は覚者様の決断に従います」

ここまであらゆるヒントをくれたポーンが、今は突き放すかのようにそれだけを繰り返す。

冷静な口調からは、この場面における正解がどちらかなのか読み取れない。

だが、自分の心は初めからもう決まっていた。

 

ゲームの決断シーンはアツい。この先も出てくるのか

 

きびすを返し、その場を後にした。

幹部は小者のようだから、生かしておいても害はないと判断したのである。

「私は覚者様の決断に従います」

同じセリフなのに、今は自分の行動に同意しているかのように聞こえてくるから不思議だ。

それに勇気づけられ、自分の選択に間違いはなかったと確信しながら、晴れやかな気分で足を進めていると、

 

「ギャアアアアア」

突然男の叫び声が響き渡った。そこにメイソンの声が続く。

「甘いですね、覚者様」

メイソンが幹部を始末したのだ。

 

正直、この展開は予想していなかった。

動揺しながらも全力で走り出した。

もう手遅れなことは分かっているが、それでも駆けつけなければと思ったのだ。

脳裏には「なぜ殺した!」とメイソンに詰め寄る自分の姿を思い描いていた。

 

走る、走る。

……

なかなか着かない。

もしかして逆に進んでしまったのではないかと思い、引き返す。

そして走る。

……

……

認めるしか無い。

自分は、迷子になっている!

 

こんなに盛り上がっているシーンで、まさかの迷子

 

いつまで経ってもあの幹部がいる場所にたどり着けなかった。

それどころか見覚えのないところへ来てしまった。

「これで良かったのです、あの男とこれ以上関わり合いになるべきではありませんでした」

メインポーンは穏やかな口調で、幹部の死についてなぐさめてくれる。

その気持はうれしいが、それよりもいったいここはどこ?

 

今なら分かる。マップを見ればよかったということを。

しかし、その時の自分は幹部の死に動揺しており、そんな簡単なことすら思い浮かばなかったのである。

 

しばらく辺りをさまよっていると、突きあたりに上に伸びる長いはしごがあるのを見つけた。

ここでまた引き返したらこのはしごを見失ってしまうかもしれない。

とりあえず上を確認するだけしてみよう。

そう思い、おもむろにはしごを上った。

 

上の階に繋がっているかと思いきや、いきなり外へ出た。

明るい日差しの中、草原と流れる川、そして頭上にかかる小さな橋が目に飛び込んできた。

すぐ近くに領都が見える。

信者たちが魔物だらけの中、どうやってあの場所まで来ていたのか気になっていたのだが、このショートカットルートを使っていたということなのだろう。

 

狭く暗いゾンビだらけの地下場所を抜けていったん陽光の下で開放感を味わってしまうと、またあそこに戻ろうという気にはなれなかった。

幹部のところへ駆けつけなければという使命感も、次第に薄れていく。

義憤に燃えてメイソンに詰め寄る覚者、というあるのか分からない熱いシーンも幻となって消えていった。

 

よし、マクシミリアン隊長にクエスト達成を報告に行こう!

未練を断ち切って大きく足を踏み出し、領都へ向けて全力で走り出した。

 

 

方向オンチの覚者の旅はまだまだ続く。