現在『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』をプレイしているが、進行度でいうと竜征クエストを請け負い、それをサブクエと同時進行で進めている段階である。
先日、続編である『ドラゴンズドグマ2』の制作が発表され、現在各ハードでは10周年記念として本作『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』のセールが行われている。
自分はSwitchのセールで購入し、その際に紹介記事も書いている。
苦労したキャラメイクについても大いに語っているのでよければ読んでみてほしい。
gameandbooknadonado.hatenablog.com
初見プレイで、攻略などは見ていないため、あらゆる面で効率の悪いことをしているという自覚がある。
しかし、だからこそ感じられる新鮮味がそこにはあり、プレイ中は10年前のゲームであることを忘れてしまっている。
少なくとも1週目はこのまま、自分のやっていることが合ってるのか間違っているのかもよく分からないというスタンスで走り抜けてみようと思う。
いくつか我ながらおとぼけだと思うエピソードを挙げてみる。
これが「あるある」なのか自分だけの特殊な事例なのかは分からないが、気楽に読んでもらえたらうれしい。
竜征クエストまで到達していない人、未プレイの人はストーリーのネタバレになるので気をつけてもらいたい。
まず、道に迷う。
マップを見ながら歩いてるのにも関わらずだ。
ポーンが「この道を進めば大丈夫です」というので進んだのだがしばらく行くと「そっちではありません!」とツッコミが入る。
どうやら「この道」をそもそも逆方向に歩いていたようだ。
あるときは街の城壁を歩いていると「危ないから気をつけてください」「端に行かないように」などとポーンから口々に注意される。
心配性だなあと苦笑しながらそれを聞いていた。
城壁から民家の屋根に降りることができ、そこから下を見るとなんだか降りられそうな高低差に思えた。
探索の途中ではあったが、できそうだと思うと試してみたくなってしまった。
ジャンプ。
無残に地面に倒れ伏し、血溜まりが広がった。
「覚者様!」
ポーンたちの悲鳴が上がる。
もはやGAME OVERかと思ったが、かろうじて生きていた。
急いで回復してくれるポーンたちに決まり悪さを感じつつ、またおもむろに城壁へと上がり探索を再開した。
あの高さからは降りられない。
肝に銘じたが、ポーンたちに「この覚者またやるんじゃないか」と思われている気がしてならず、後ろからの視線が突き刺さるような感覚に陥った。
領都に行くきっかけともなるハイドラ討伐。
自分はハイドラが飲み込んだ樽をどうしたらいいのか分からなかった。
明らかにこれを利用しろという開発者の意図は十分に伝わってきた。
火薬の樽のようだったから、火矢かなにかで爆発させるのか?と考えた。
自分はストライダーなので弓は持っていたが、火矢は持っていなかったし、普段ダガーで近接ばかりしていたのでそもそも矢が当たらないという有様だった。
結局、よじ登って、爆発に巻き込まれたらどうしようという恐怖を覚えつつも、樽の辺りをひたすら斬りつけるという方法でHPを削って勝利した。
明らかに正攻法じゃないだろうな…と思っているとイベントがはじまり、現れたメルセデスに褒めちぎられ居心地の悪い思いをすることになった。
実はこのボス戦はリトライでクリアしており、1回目は飲み込まれてしまい、出られずジタバタしていたらGAME OVERになるという一幕があったりもした。
『ダークアリズン』本編クリア後にはぜひともここの正しい攻略法がなんだったのか調べたい。
今までのプレイで一番印象に残っているのは、エヴァーフォール決死の脱出劇である。
勝手に名付けたがそもそもこのイベントは脱出劇なのか?という疑問もある。
最奥にある謎の封印を見つけた後、地面からニョキニョキ生えてくるワームのようなモンスター。
しばらく戦った後、これはイベント的に倒せない敵であると判断し、自分は出口に向かって全速力で走った。
すると、恐ろしいことにワームはどこまでも追いかけてくるのである!
スタミナが切れて足が止まるとすかさず地面を突き破ってワームが襲いかかってくる。
今までのプレイスタイルとしては自分はストライダーとして切り込み、メインポーンとレンタルポーン2人がメイジとして回復役を担当してくれていた。
しかし、自分が走り続けているせいか回復してくれる様子はない。
自分でなんとかするしかなかった。
今までろくにアイテムを使ってこなかったので、メニュー画面の開き方からして分からず、大いにうろたえながらもなんとか回復アイテムを使う。
しかしワームの攻撃は止まらず、出口は遠く、やがて回復アイテムは尽きてしまった。
そこでようやく、ポーンたちのことを思い出した。
付いてきていると思っていたが、姿が見えない。
画面端のステータスバーを見ると、全員ビカビカと点灯している。つまり、全滅。
生き残っているのは自分だけだ!
背筋がゾッとした。
もうこれは絶対無理だろう。
諦めかけたその時、あるアイテムを思い出した。
使わないだろうと思って聞き流していたが、ファストトラベル的な要素がこのゲームにはあり、それに必要なアイテムを持っているはずなのである。
おぼつかない操作でメニューを開き、そのアイテムを選択する。
どうなる!?
気がつくと、そこはポーンギルドのすぐ横にあるファストトラベルポイントだった。
暗く不気味なダンジョンから一変、辺りにはうららかな午後の日差しに包まれた穏やかな田畑の風景が広がっていた。
助かった…
深く安堵のため息をついた。
そして思ったのである。
このゲーム、めちゃくちゃ面白い!!
懲りない覚者の旅はまだまだ続く。
プレイ日記その2はこちら
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