6月17日朝7:00より『
『ドラゴンズドグマ』ディレクターの伊津野英昭氏を中心とした開発者座談会のような内容となっており、同シリーズがどんなコンセプトで作られたのかなどが語られた。
ファン以外も楽しめる番組だという触れ込みがあったため、『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』の序盤をプレイしている段階の自分でもついていける内容だろうと思って視聴した。
元々ゲームに限らずエンタメ作品の制作裏話には興味があるので、その意味でも期待していた。
ネタバレなしにホッと一息
ストーリーについては言及なしで、紹介された敵についてもほぼ冒頭に出るものだったため、ネタバレを踏まずに済んでホッとした。
伊津野氏が熱く語った魔法については、ストライダーである自分はまだ使ったことがないので、その臨場感ある演出を楽しみにしたい。
『ドラゴンズドグマ2』作ってます!
映像の最後には伊津野氏を始めとする開発者3人が着ていた上着をガバッと脱ぎTシャツ姿となった。
その胸には大きく『ドラゴンズドグマ2』のロゴが描かれ、伊津野氏は高らかに「ドラゴンズドグマ2、作ってます!」と宣言した。
トレーラーや発売時期などの情報はなく、制作しているという告知のみであったが、このファンミーティングを見ていた人の誰もが期待していたのがこのニュースだっただろう。
ファンの喜びは大きく、Twitterでもトレンド入りするほどだった。
カプコンの技術の結晶「REエンジン」使用
自分はまだ1作目の序盤をプレイしているに過ぎないが、すでに十分面白く、これが正当進化した『2』に至っては一体どんな傑作になってしまうのだろうかと楽しみで仕方ない。
公式Twitterによれば『バイオハザード』のリメイクにも使われている「REエンジン」が『ドラゴンズドグマ2』でも使用されているらしい。
自分は技術について詳しいことは分からないが、グラフィックのことだけ抜き出してみても、リメイクバイオのレベルであのハイファンタジー世界が描かれるかと思うとかなり期待がもてる。
さて、ファンミーティングのおおまかな感想は以上となる。
次に、ゲーム本編とは直接関係ないが、番組内で出てきた「ゲームブック」の話題が個人的に気になったので取り上げたい。
ゲームブックって何?
番組の始まりでは伊津野氏がゲームブックに夢中になった過去があるというエピソードが披露された。
「日本で初めて発売されたゲームブックを予約して手に入れた」というところにとてつもない情熱を感じた。
しかし、そもそも「ゲームブックって何?」という人は多いのではないだろうか。
自分も聞いたことはあるが一度も実物を見たことがない。
調べてみると「ブック」という名の通り書籍であり、1980年代にブームになっていたようだ。
文章の中で現れる選択肢から指示されたページへ飛び、読み進めていくことで物語が進行するマルチシナリオ・マルチエンディングの形式をとっているらしい。
有名な作品としては『火吹山の魔法使い』などがあるようだ。
ゲームブックのブームはTVゲームの普及とともに下火になっていったようである。
実はゲーム絡みでゲームブックの話を聞いたのはこれが2回めである。
スクウェア・エニックス『Voice of Cards ドラゴンの島』(Switch/PC/2021年)はTRPG風を前面に押し出していたが、実はゲームブックの影響を受けているとインタビューで読んだことがある。
同作のクリエイティブディレクター、ヨコオタロウ氏は1970年生まれ。
『ドラゴンズドグマ』の伊津野氏は1971年生まれなので、この年代のクリエイターにはかなり馴染み深いコンテンツなのかもしれない。
『Voice of Cards ドラゴンの島』も自分は大変楽しめたので、これを機にゲームブックを読んでみてもいいかもしれないと思い始めている。
『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』セール中!
現在1作目に追加要素をプラスした『ドラゴンズドグマ ダークアリズン』はSwitch/PS/Xbox/PCにて一斉セールが行われている。
セール期間はそれぞれ違うので、詳しくはチェックしてほしい。
自分が現在プレイしているSwitch版については過去にセール紹介記事を書いたのでよければ目を通してほしい。
キャラメイクの魅力についても大いに語っている。
gameandbooknadonado.hatenablog.com