「超ゆる企画!懐ゲーでクリスマスカウントダウン」は、うろ覚えでなつかしゲームを語っていくというクリスマスまでの期間限定シリーズである。
「とにかく毎日アップする」ということを目標に、時短のために一切何も調べず記憶だけを頼りにして書いていくため、あやふやな記述だらけの記事となることをご了承いただきたい。
そして、既プレイの人向けに書いているので、ネタバレにも注意してほしい。
前回の記事はこちら。
gameandbooknadonado.hatenablog.com
『ヴァルキリープロファイル』は、意外に記憶がハッキリしていて、企画の趣旨がどこかへ行ってしまったので、今回は紛れもなくうろ覚えのゲームを持ってきた。
『ジルオール』
これは一時期ハマり本当に面白かったのだが、詳細を思い浮かべると「???」となってしまう、いい感じに忘れかけているゲームである。
この企画にまさにおあつらえ向きの作品だと言っていいだろう。
どんなゲームか
本作は(当時の)コーエーが発売したフリーシナリオRPGで、プレイヤーは「無限のソウルを持つ者」として冒険の旅に出る。
酒場(?)で依頼を受けながら大陸中を駆け回り、数々の仲間と出会ったり、ふんだんに用意された魅力的なNPCとのイベントを見たりしてゲームを進めていく。
歴史ゲームと言えばコーエー。
コーエーと言えば歴史ゲーム。
そう、『ジルオール』の舞台となる大陸でもプレイ進行に合わせて数々の歴史的事件が起こるのだが、プレイヤーはその渦中に巻き込まれることもあれば、まったく無関係なままゲームをクリアすることもできる。
自分は一週目はネメアという超重要人物に一回も出会わないままエンディングを迎えた。
ちなみにカルラというヒロイン的キャラクターにも会わなかった。
ゲーム内の日数が経つことでイベントは自動的に起こるので、プレイヤーが預かり知らないところで様々な出来事が起こり、主要人物が大活躍したり、命を落としたりするのが本作の面白いところだ。
そして、いざ積極的に事件に関わっていくと、自分がせっせと依頼をこなしている裏では、実はこんなことが起きていたのか!と驚くと同時に、歴史的重要人物と交流することにミーハー的な楽しみをも見出すことができる。
魅力的なキャラクターたち
『ジルオール』には数多くのキャラクターが登場し、イラストはとても有名な方が書いており、雰囲気のあるタッチが本作独特のムードを作り出している。(どなたなのかは各自調べていただきたい)
しかも、この魅力的なキャラクターたちと主人公の間には隠しパラメーターとして好感度の設定が存在し、オルフェウスという謎めいた人物に尋ねることで現在の状態を確認することができる。
自分も足繁く彼の元に通い、お気に入りのキャラクターとの好感度を確認したものである。
この好感度によってエンディングが変化したのかは――残念ながら覚えていない。
そういえば、好感度によって変わるイベントがあったのを思い出した。
2人の王女、闇を抱えたアストレイア(?)とまったく名前が思い出せないがキラキラと育ったもうひとりの王女。
この2人のうち、親しくならなかった方の王女が悲惨な運命をたどるというえげつない仕様になっていて、どちらを選ぶかはプレイヤーの間でも意見が割れている。
自分がどちらを選んだかというと――忘れた。
でも今の自分なら、アストレイアを救ってあげたいと思うので、当時もそうしたかもしれない。
この世界には4人の巫女がいて、それぞれ土・火・水・風を司っている。
自分はその中でも火の巫女フレアのイベントが一番物悲しくて好きである。
今でもなんの前触れもなく不意に彼女のことを思い出し、しんみりすることがある。
龍と一緒に居たのは風の巫女?水の巫女?
なにやらやたらと会いに行くのに手間がかかった記憶がある。
自分はインビシブル(?)という、透明になる魔法(=敵とのエンカウントが発生しない)を覚えてから、大変プレイが快適になった。
どのゲームにもつけて欲しい機能である。
ちなみに本作はゲームスタート時に主人公の出身地を選ぶことができ、自分はコーンスのナッジと、あともうひとりと3人で幼馴染という出自をチョイスした。
理由はナッジがいいヤツそうだからである。
どうでもいいが、「コーンス」という字面を見ると、食べ物の「スコーン」を思い出してしまう。
出身地選択については、ネット上の意見を見ていると、レムオン(?)と兄妹(?)であるルートを選ぶ人が多いような気がする。
基本的にレムオンが人気キャラクターであるということもあるのだろう。
たしかに彼には影があって、魅力的だ。
突然思い出したが、自分は「月光」という剣をつかう無口(?)なキャラクターが気に入っていてよくパーティーに入れていた。
名前は2文字であった気がする。
セラだっけ?
序盤はこの「月光」がとてつもなく強力武器で、だいたいこれでカタをつけていた。
さて、これでだいたい書き始めて一時間である。
”時短”で書くことを目的としたこのシリーズ、今回はそろそろお開きにしようか。
『ジルオール』は本当に面白かったので、ぜひとも同じフリーシナリオのシステムでリメイクなり続編を出してほしいと思っている。
今日もなんとか無事書くことができた。
それではまた明日!