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今すぐ食べたい!?印象深い「ゲーム飯」3選

美味しそうでも、その反対でも印象に残るゲーム飯


名作ゲームの中には、食事シーンが登場するものや、自分で料理を作って食べることができるものも多い。

 

自分はそういった場面に出くわすと、その世界でどんなものが食べられているのか興味津々でメニューをチェックしてしまう。

架空の食品が出てくるのも面白いが、特に現実に存在する料理が出てくるとうれしくなる。

作品にリアリティが増し、世界観がつかみやすくなるうえ、それを食べているキャラクターたちにも親しみを感じるようになってくるからだ。

 

また、アイテムを作るクラフト要素のあるゲームは多いが、それが料理となると途端に楽しげな雰囲気が出てくるように感じる。

選択肢が多いほど面白く、デザートまで作れるとより一層華やかな気分になる。

 

そんなゲームに登場する料理を「ゲーム飯」として、今まで自分がプレイした作品の中から特に印象深かったものを3品選んでみた。

 

 

 

ぼくのなつやすみ2』のマコガレイの唐揚げ

ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』(SCEI 現:SIE/PS2/2002年)は主人公の「ボク」が夏休みの間だけ親戚の家に預けられ、海と山で思う存分夏を満喫するというアドベンチャーゲームである。

 

マコガレイの唐揚げは「ボク」がお世話になっている親戚の家で夕飯に出されるレアメニューである。

なぜレアかというと、このメニューが登場するにはゲーム中に遊べる「釣り」で一定以上の大きさのマコガレイを釣り上げる必要があるからだ。

 

右向きがカレイ。知っていても間違えそうだ

 

見事ゲットすればその日の食卓にはマコガレイの唐揚げが並び、そして「ボク」が毎日つけている絵日記もマコガレイ専用の内容となるのである。

日記の枠からはみ出しそうなほど大きく描かれたマコガレイがどこか誇らしげにページを飾る。

 

自分は狙ってマコガレイを釣ったわけでなく、海釣りを楽しんで夕方家に帰ったらこのイベントが始まったため、とても驚いた。

食卓に自分の釣り上げたマコガレイが並ぶのはちょっと得意な気分にもなれる、うれしい出来事であった。

 

「ボク」が喜びいっぱいに書いた絵日記で締めくくられたその1日は、海で釣りしかしていなかったにも関わらず、他のどの日よりも記憶に残っている。

 

ファイナルファンタジー15』のカップヌードル

数多くの料理が登場する『ファイナルファンタジー15』(スクウェア・エニックスPS4Xbox One/PC/2016年~)から選ぶのは料理担当のイグニスが腕によりをかけた一品、ではなくカップヌードルである。

 

日清とのコラボレーションによって、ゲーム中にカップヌードルがそのままのパッケージで登場する。

店で購入すればキャンプの夕食メニューとして選択し、キャラクターたちが談笑しながらカップヌードルを食べる姿が見ることができる。

 

イグニスの料理はもちろん最高だが、これも食べたい

本作の現代文明に近い世界観からしても、この商品が登場することにはあまり違和感はない。

むしろ自分はよく見知ったカップヌードルをゲームの中で見かけるという出来事にテンションがあがった。

所持金の許す限り購入し、連日カップヌードルという現象も起きたほどである。

 

利便性という面でも、イグニスが料理するには材料が必要となるため、買うだけでいいカップヌードルは大変重宝するアイテムでもあった。

 

主人公のノクトたちがキャンプファイヤーに照らされながらカップヌードルを手にしている姿は、何度見ても目が釘付けになってしまうほど不思議な魅力があった。

彼らの楽しそうな食事シーンを見続けた自分がカップヌードルを買いに走ったのは言うまでもないだろう。

 

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の焼きリンゴ

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(任天堂/Switch/Wii U/2017年)において自分が一番作った料理は、間違いなく焼きリンゴである。

 

材料はリンゴだけの簡単メニューであり、ゲーム序盤から調理することができる。

なによりも重要なことは、これを1個100ルピーで買い取ってくれるキャラクターがいることである。

『ブレワイ』における自分の収入源はほぼこの焼きリンゴであったと言ってもいいだろう。

 

ハイラル中を駆け回ってリンゴを集め、焼いて、ある程度数を揃えたら売りに行く。

この単純作業に熱中し、一時期は『ブレワイ』というよりも何か別の、焼きリンゴを作って売るゲームをプレイしているという錯覚に陥るほどであった。

正確な数は覚えていないが数百個は売ったのではないだろうか。

 

今にして思い返すと、1個100ルピーに魅力を感じたのは確かだが、地面にリンゴを限界まで並べて煙の立ち上り具合を見定め、タイミングを見計らって一気に回収するあのゲームプレイが単純に面白かったというのも夢中になった理由のひとつだろう。

 

続編の発売前におさらいとして、また焼きリンゴ職人に徹してみるのもいいかもしれない。

 

 

番外編『Pokémon LEGENDS アルセウス』のイモモチ

こちらは以前書いた記事となるが、『Pokémon LEGENDS アルセウス』(任天堂/Switch/2022年)に登場するイモモチが実在する料理だと知って驚き、調べてみたことを簡単にまとめたものである。よければ目を通してみてほしい。

 

gameandbooknadonado.hatenablog.com

 

 

最後に

ゲームに登場する食事にまつわるシーンというのは、大抵なごやかで幸福感に包まれた雰囲気のものが多いだろう。

そのためか、ゲーム飯について書くのは大変面白かった。

今回の記事では「3選」としたが、紹介したいゲーム飯はまだまだたくさん残っている。

機会があればまた第2弾、第3弾と続けていきたい。