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『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場するイモモチについて調べてみた

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美味しそうなイモモチは北海道産


『Pokémon LEGENDS アルセウス』(任天堂/Switch)、現在の進行状況は3つ目のエリアに行ったところである。

 

作中でどんなポケモンよりも自分の心を捉えて離さないもの、それは「イモモチ」である。

本作ではイベントの節目節目に主人公とラベン博士、ショウもしくはテルの3人で食堂イモヅル亭に向かい食卓を囲むシーンが登場するが、必ずラベン博士が注文するのが「イモモチ3人前」となっている。卓上には山盛りのイモモチ、野菜の煮物らしきもの、そして白米と思われるどんぶりが並べられる。

また、このイモモチはイモヅル亭の看板メニューであるようで、主人公の属するギンガ団の隊長であるシマボシも、やけ食いとは言え10人前を平らげるほどお気に入りらしい。

 

イモモチについて調べてみると実在する北海道の郷土料理で、いろいろなレシピがあるようだが、基本は加熱して潰したジャガイモと片栗粉を混ぜて、まるく成形して焼いたものであるらしい。レシピによってはサツマイモが使われていることもある。

ゲーム中に登場するイモモチは、茶色いタレが掛かっていおり、おそらくみたらし団子のような、とろみのある甘じょっぱい味付けになっているのではないだろうかと思われる。

イモヅル亭の店主ムベがケムリイモを1個100円で買い取ってくれることからも、作中のイモモチの原料はジャガイモではなくケムリイモという架空のイモであるようだ。葉やイモの形状など、その見た目はむしろサトイモに近いようである。畑で育つジャガイモと比べても、湿地で採れるなど生態もかなり違う。

レシピを調べてもサトイモで作るイモモチはあまりないようだが、ホクホク感のあるジャガイモに比べて、かなりもっちりとしたものが出来上がると推測される。

北海道のイモモチをイメージした、ヒスイ地方ならではの食べ物として作中の「イモモチ」を捉えたほうがいいのかもしれない。

 

はたしてゲーム本編のラベン博士の「イモモチ3人前」オーダーは最後まで続くのか、楽しみにプレイしたい。