5月11日23:00より「Indie World 2022.5.11」が任天堂公式チャンネルから配信された。
今後Switchで配信・発売予定のインディーゲームを紹介する番組であり、続報から新発表のものまで数多くの作品が取り上げられた。
その中でも自分が一番注目したのは『Card Shark』(販売元:Devolver Digital)である。
本作は18世紀のフランスを舞台としたアドベンチャーゲームである。
プレイヤーは貴族たちを相手に、カードゲームに勝つためにありとあらゆるイカサマを駆使して戦う。
まずこの設定だけで個人的には興味津々である。
自分は「イカサマ」「ぺてん」「詐欺師」などがキーワードの作品が好きであり、映画『オーシャンズ11』や『スティング』、『だまされてリビエラ』もワクワクしながら楽しんだ。
小説でも詐欺師が主人公の隠れた名作『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』が愛読書である。
フィクションではよく描かれる題材だが、ゲームでこういったテーマを扱った作品は、あまり聞いたことがない気がする。
この『Card Shark』では実際に20種類以上のイカサマ、たとえばカードのすり替え、盗み見などを仲間のサンジェルマン伯爵と協力してやってのける。
これはバレてしまうこともあるようで、システムの詳細は分からないがハラハラドキドキしながらプレイすることになりそうだ。
ムービーでは描かれていなかったが、ゲームメディアの紹介文を読むと、本作は荒稼ぎをしつつも、貴族たちの陰謀を暴いていくことが目的となるようだ。
主人公は正義の味方的な、ねずみ小僧のようなポジションと考えていいのだろうか。
ただのイカサマ師になるゲームプレイも面白いが、悪いやつらを懲らしめるという大義名分があるのも、よりカタルシスを味わえそうだ。
現在、体験版が配信されており、自分ももちろんプレイしてみるつもりだ。
本作はダウンロード限定ソフトであり、6月2日に配信される。
すでに予約も開始されているので、気になった人はぜひチェックしてみてもらいたい。