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ゲーム『刀剣乱舞無双 体験版』プレイ感想。有名な「とうらぶ」との初遭遇

この作品のファンは日本刀について相当詳しいに違いない




現在絶賛販売中の『刀剣乱舞無双』(Switch/PC/DMM GAMES)。

その体験版をプレイしてみたのでその感想を話していきたい。

 

 

・とうらぶシリーズ完全初見

なお、原作『刀剣乱舞-ONLINE-』を始めとする各種メディアミックスには全く触れたことがなく、紅白歌合戦ミュージックステーションに出演したのを見かけたくらいである。

 

だが、Twitterで「新刀剣男士」がトレンド入りしているのをよく見かけるので、根強い人気を誇る作品であるのだなと常日頃から思っていた。

 

そのため、『刀剣乱舞無双』については発表時から関心があり、情報が公開されるたびにチェックもしていた。

 

システムについては概ね把握できたが、キャラクターについては三日月宗近が声が鳥海浩輔氏の「おじいちゃんキャラ」だということを知っているくらいで、他の刀剣男士については顔を名前を知っている、もしくはまったくの初見、というレベルであった。

 

 

・ありがたい簡単モードの存在

本作はコーエーテクモゲームスが開発を担当しており、同社の人気シリーズ『無双』と『刀剣乱舞-ONLINE-』がコラボして制作されたのがこの『刀剣乱舞無双』となる。

 

自分は無双シリーズは『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の体験版を一時間ほどプレイしたのみで、ほぼほぼ初心者であった。

 

刀剣乱舞無双』ではYボタンを連打するだけで簡単に華麗なアクションを決めてくれる「簡単モード」があるということなので、その親切機能に期待してプレイを開始した。

更に難易度「易しい」を選ぶことができた。

 

 

・キャラの性格をおおよそ把握

OPが始まり、3Dとなった刀剣男士が次々に現れる。

 

原作はイラストであるため、おそらくファンは動く彼らが見られるだけで感無量なのではないかと思われた。

 

メインキャラクターの三日月宗近を中心とする第一部隊のイベントが始まり、次々と現れた敵を倒すため戦場へ出陣するという流れとなった。

おおむねこのゲームはイベントと出陣を繰り返す流れで進行するようである。

 

出陣の際には操作キャラとなる一振りを選択することになる。

戦闘中は残りのキャラが「一緒に戦っている」という設定で、姿は見えないが彼らの会話を聞くことが出来る。

 

刀剣男士たちの性格を、(三日月宗近以外は)口調すらも全く知らなかったが、イベントや戦闘中の会話からなんとなく把握することができた。

 

 

・大倶利伽羅をえこひいきする。「燭台切」の誤読

最初のステージでは「一番見たことがあるキャラクターだから」という理由で、プレイヤーキャラとして三日月宗近を選択した。

 

その後も、いくつかのステージがプレイできるのだが、見たことあるキャラクター=リーダー格のキャラクターとなっていたため、選択には迷わなかった。

 

例外的に、第四部隊に関しては、部隊の編成が明らかになったときからなんとなく気になっていた大倶利伽羅をプレイヤーキャラクターとして選択した。

今にして思えば名前の響きが気に入ったというのも理由の一つかもしれない。

「おおくりから」。なんとなくかっこいい。

 

そしてこの体験版で実は一番の驚きだったのが燭台切光忠の性格で、勝手にクールな無口キャラだと思っていたのだが、丁寧な口調で話す人当たりのいい好青年だった。

そしてまた自分はずっと燭台切光忠「しょくだいきりみつただ」を「とうだいきりみつただ」と読んでいたことも分かった。

 

さすがの名刀でも灯台は斬ることができないだろう。

 

 

・想像以上に快適なプレイ感覚

第五部隊まで一通りの刀剣男士たちが登場したところで、体験版は終了した。キャラクターのお披露目とチュートリアルといったところである。

 

感想としては、戦闘については前情報どおりYボタンを押しているだけでなんとか乗り切ることができるものであった。

マップもそれほど広くなく、こんのすけのナビゲーションがあるおかげで迷わずに進むことができた。

 

まして、原作ファンならばまずは自分の好きなキャラを操作できるだけでも嬉しいだろうし、彼らがかっこよく戦う姿を見ているのも楽しいだろう。

戦闘中の掛け合いもキャラクターの性格を把握していればより面白いと思われる。

 

 

・体験版未収録の「おにぎり作り」が気になる

また、体験版では開放されていないファンにとって嬉しい要素としてはフォトモードや拠点となる本丸での各種イベントがあるだろう。

 

特に刀剣男士全員を2振りずつ組み合わせたバリエーションで発生する「絆会話」は、大変な手間がかかっていただろうと想像されるうえ、キャラクターを深堀りしたいファンにとってはこれ以上ないほどの喜びとなるだろう。

 

個人的には「おにぎり作り」と「餅つき」というミニゲームに惹かれるものがある。

 

単純に操作としてやってみたいのもあるが、彼らがあの格好で一生懸命おにぎりを結んだり杵を振るったりする姿が正直想像がつかないからだ。

 

どのキャラも器用におにぎりを握りそうなイメージがあるが、どうなのだろう

 

キャラクターを把握した上でプレイすれば、性格とのギャップなどでさらに面白いものになるだろう。

 

 

 

全体的に、まさに『刀剣乱舞』ファンのために作られたゲームという印象を受けた。特に登場する15振りのキャラクターが好きならば買って損はないのではないだろうか。

 

「無双」アクションに不安があるならば、まずは体験版のプレイをおすすめしたい。

また、この体験版データは本編に引き継ぎすることができるようになっている。